2016年4月25日から5月4日まで開催された、第14回北京モーターショー。今回は、中国ブランドの出展車両を紹介しよう。デザインに関していえば依然、欧州製の人気車種を範としたと思われる車両が散見される。お手本とされているのが「レンジローバー イヴォーク」や、最近のルノー各車であることは明らかだ。
その一方で、コンセプトカーを中心に、オリジナリティーに富んだデザインも増えてきた。その量と質は、過去数年の中国ショーの比ではない。彼らが欧米のデザイン/エンジニアリング企業との協力をより緊密にし、メーカーによっては積極的に海外デザイン拠点を開設してきた成果といえるだろう。彼らが、模倣・学習の時代からオリジナリティーを模索するステージに入りつつあることを実感した、今回の北京だった。(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)