黙々と流れるセーヌ川と、それを鉄橋で横切る地下鉄6号線の古い車両。足早に流れる雲間に一瞬顔をみせる太陽。パリはいつもの表情で、筆者を迎えてくれた。
「パリモーターショー2016」がにぎわいを見せる一方で、シトロエンの歴史的販売店は店じまいし、映画『アメリ』で主人公の恋人が捨てられた写真をかき集めていたスピード写真機は、モダンなものに取り換えられつつある。そんな、変わりゆくパリの風景を紹介しよう。
(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)