プジョーの新型クーペカブリオレ「207CC」誕生

2006.12.06 自動車ニュース webCG 編集部

プジョーの新型クーペカブリオレ「207CC」誕生

仏プジョーは、「206CC」の後継となる新しいクーペカブリオレ「207CC」を発表した。

■売れ筋CC、大型化

2000年秋にデビューして以来、世界で36万台が売れたという「206CC」。その後継車「207CC」は、先に投入されているハッチバック「207」をベースに、206CCや「307CC」で培った電動ハードトップを載せた、2+2のオープンカーである。

9月のパリモーターショーでは、燃料電池車「207エピュール」としてコンセプトカーを出しているが、市販版はそれとほぼ同じフォルムを纏っている。デザインは、プジョーのインハウスデザインチームによる。

PSAプジョー・シトロエンの「プラットフォーム1」をもとにしているのはハッチ同様。サイズはだいぶ大きくなり、全長は20cm以上伸びて4.037m、幅も広がり1.75mと、“コンパクト”という言葉がちょっと遠のいた感じだ。ハイトは微増で1.397m、207ハッチより75mm低い。

■ガソリン2種類、ディーゼル1種類

エンジンは、ガソリンが1.6リッターの120bhpとターボ付き150bhpの2種類。ハッチと同じで、BMWと共同開発したユニットを採用した。お得意のディーゼルは110bhpの1.6リッターが用意される。

全ユニットで5段MTが標準。ティプトロニックの4段ATは、120bhpバージョンにのみ設定されている。

電動ルーフは、マニュアルリリースハンドルがなくなりフル電動化。唯一の手作業といえば、約25秒ボタンを押し続けること、なのだという。

ボディは剛性を高めたもので、安全装備としてはアクティブ・ロールオーバー・プロテクション、5つのエアバッグなどを揃える。

(webCG 有吉)

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プジョーの新型クーペカブリオレ「207CC」誕生の画像



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