概要
カーナビのあり方を見直し新しい価値観を創造
オーディオ一体ナビの場合、走行中は地図や案内図は表示させているものの、実際にはオーディオとして使われていることのほうが圧倒的に多い。三菱電機はそのことに着目し、音楽再生部を徹底的に磨きをかけ、カーナビ機能に関してははわかりやすい案内と使いやすさに徹した、新しい価値観を持つカーAVユニットを発表した。
NR-MZ60は7型VGAタッチパネルモニターの2DINサイズAV一体ナビで、16GBのSDメモリーカードに、ナビの地図データを収録したメモリーナビだ。ラインナップは、ハイエンドカーオーディオと同等以上の音質調整機能を持つプレミと、その機能を簡略化したスタンダードモデルの2機種が用意されている。両者は、ハードスペックや使用パーツなどはまったく同じで、素の音質も同じ。価格差が約3〜4万円ということを考えると、スタンダードモデルの買い得感はかなり高い。
三菱がダイヤトーンの名をあえてナビに冠し、「サウンドナビ」と銘打つほど、このナビの音質はずば抜けている。これはカーナビのオーディオ部を改良して音をよくしたものとは違い、高音質のカーオーディオにナビを足したものと思えばよい。

メインメニューの設定からオーディオの調整画面に移る。オーディオ機能の設定だけがなぜか英語表記だ。

PREMIに同梱される認証用のSDカードは、当該モデル1台にのみ有効で、使い回しはできない。PREMIの場合、認証用SDカードをスロットに挿入しないとプレミアム認証ができず、調整画面には入っていけない。
Copyright 2012 Nikkei Digital Media, Inc. All rights reserved.