ナビとカメラが合体
ドライブレコーダーはいまやカーライフの必需品。前方の状況を常時録画し、衝突事故などを起こした際に原因をさぐる客観的な判断材料として、強い味方となってくれる可能性があるからだ。しかしあまりいろいろなものは付けたくない、ナビだけでたくさん。ダッシュまわりは整然としておきたいものだ。ゴリラ・シリーズに新しく加わったGP737VD、通称ゴリラEYEはそんな悩みを解決してくれるドライブレコーダー機能を搭載したナビだ。なんと本体の背面に前方撮影用カメラ(ドライブカメラと称する)を装着、撮影した映像はマイクロSDカードに録画し、再生映像はナビの大型画面で見ることができる。もちろんカメラ用の電源はいらないし、一体式だからカメラをフロントガラスに固定する必要もない。走行中、万が一カメラの向きが変わってしまわないようカメラそのものはしっかりと固定、設置時は撮影画像を確認しながら据え付けることができて便利だ。
3つの撮影モード
撮影は自動撮影、手動撮影、イベント録画の3つがある。自動撮影とはエンジン始動と連動して撮影と録画が始まり、映像データ量が記録メディアの容量を超えると順次上書きされる。手動は残したいと思ったときに撮影録画するもの。通り過ぎてしまったきれいな景色も手動撮影ボタンを押せば間に合うとはうれしい配慮。1分前の映像から録画保存されるからだ。イベント録画とは急加速や急減速など強いGを感じたときに自動的に録画し、上書きもされにくい。イベント録画もイベント発生の1分前から保存されるので、万が一のときに強い味方になってくれそうだ。



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