バックで走りたい!

というわけで、イタリアでクルマを維持するため、財布の中からひと月で10万円近くが消えていった先月であった。

そろそろメーターパネル内の「定期メンテナンスお知らせインジケーター」が点灯する時期だ。前回の点検からの走行距離だけでなく、経過月も計算していて、月日がたてば容赦なく点灯してしまうことは知っているものの、思わず「バックで走れば、次の点検まで少し距離が稼げるんじゃないか?」と、恐ろしいほどくだらない考えが一瞬頭をよぎったボクだった。

(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)
 

車検、自動車税に続いて、保険の更新。計算機を前に頭を抱える筆者。
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大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト/イタリア文化コメンテーター。音大でヴァイオリンを専攻、大学院で芸術学を修める。1996年からシエナ在住。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして語学テキストやデザイン誌等に執筆活動を展開。19年にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも怪気炎をあげている。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり】(コスミック出版)など著書・訳書多数。YouTube『大矢アキオのイタリアチャンネル』ではイタリアならではの面白ご当地産品を紹介中。

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