もはや新しいエンターテインメント

『グランツーリスモ』とは、ご存じプレイステーションの世界的レースゲームっていうかスーパーリアルシミュレーターだけど、あれもまた不思議な一体感が味わえる。たかが映像といえば映像だが、その映像がリアルで美しく、非常に正確で立体的なので、まさかの3次元空間疑似体験ができる。

『ゼロ・グラビティ』もまた映像ではあるが、単純に宇宙遊泳感が味わえ、それがまたハンパじゃない。使い古された言葉だが、まさしく映像革命であり、今までの映画や3D映像とはワンランク違うと思った。より高度な映像制作技術と整った視聴覚施設により成り立つ、非常にハイテクなエンターテインメントなのだ。

特に冒頭で、主人公役のサンドラ・ブロックがグルグル回りながら何万光年はあろうかという宇宙のかなたに追いやられる恐怖感は絶大。まさに新世代シミュレーション映像技術と現代人の科学知識(現実にないとは言えないハナシ)と古典的恐怖感の合作で、あの瞬間、人類は映像快楽をまた一歩進化させたとすら小沢は思った。ちょっとオオゲサでしょうか?(笑)。

『グランツーリスモ 6』
『グランツーリスモ 6』
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小沢 コージ

小沢 コージ

神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 ホームページ:『小沢コージでDON!』

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