軽登録で乗れる「ケータハム・セブン160」登場

2014.03.11 自動車ニュース webCG 編集部
「ケータハム・セブン160」
「ケータハム・セブン160」 拡大

軽登録で乗れる「ケータハム・セブン160」登場

ケータハムカーズ ジャパンは2014年3月10日、軽自動車規格に適合した新型車「セブン160」を同年4月1日に発売すると発表した。

パワーユニットには、「スズキ・ジムニー」などでおなじみの「K6A」型660cc直3ターボエンジンを採用。
パワーユニットには、「スズキ・ジムニー」などでおなじみの「K6A」型660cc直3ターボエンジンを採用。 拡大
発表会にはF1ドライバーの小林可夢偉選手も登場。「シルバーストーンで20~30周は試乗した。乗っていて自然に笑顔になるクルマ」とのこと。
発表会にはF1ドライバーの小林可夢偉選手も登場。「シルバーストーンで20~30周は試乗した。乗っていて自然に笑顔になるクルマ」とのこと。 拡大
2014年シーズンのF1に、ケータハムから出場する小林可夢偉選手。
2014年シーズンのF1に、ケータハムから出場する小林可夢偉選手。 拡大

セブン160は、「K6A」と呼ばれるスズキの軽自動車用ターボエンジンを搭載した、セブン・シリーズのエントリーモデルある。ケータハムカーズ ジャパンは、2013年12月1日に同じエンジンを搭載した64ps仕様の「セブン130」を発売していたが、2014年4月1日からは、これに代わって本国モデルと同じ80ps仕様の「セブン160」を販売することとなる。

エンジンのスペックを除くと基本的にはセブン130と共通で、日本の軽自動車規格に適合させるためにフェンダーの幅を切り詰めたボディーに、最高出力80ps/5500rpm、最大トルク10.9kgm/3400rpmの660cc直3ターボエンジンを搭載。トランスミッションには5段MTを採用しており、490kgという軽量な車両重量とも相まって動力性能は0-100km/h加速6.9秒、最高速160km/hを実現している。

また、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーンなのに対し、リアには初期型のセブンと同じくライブアクスル(車軸式)を採用。英ケータハムカーズのデイビッド・リドリー氏は、同車について「初期のセブンの、研ぎ澄まされたドライブ感覚を取り戻した」としている。

生産はイギリスで2014年2月に始まっており、納車開始は同年5月を予定。価格は365万円(税抜き本体価格)で、日本では既存のセブン130と同じく、軽自動車登録が可能だ。

(webCG)

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