彩速ナビの名に偽りなしの操作性

山の中の新鮮な空気を吸って、思いっきりリフレッシュした今回のドライブ。実感したのは、ケンウッド彩速ナビの使いやすさだ。

というのも、普段からスマートフォンを使う時間が長くなり、そのインターフェイスに慣れてしまったからというのが大きいと思う。2~3年前のカーナビの地図スクロールといえば、地図の1点にタッチしてそのままスクロールするのを待つという操作が当たり前だったが、その頃からカーナビの地図をフリックしてスクロールさせようとする人が増えてきたように感じる。とくに、スマートフォンのユーザーに、その傾向が強かった。スマホの地図アプリのスクロールはフリック&ドラッグが当たり前だから、当然といえば当然である。

その操作方法が当たり前になったら、今度はそれまで当たり前だったカーナビの操作方法が使いにくくなってしまった。そこでいち早く対応したのがケンウッドである。OSをAndroidに変更したのも、スマホやタブレットに近い操作感を実現するためなのだろう。その戦略がハマり、スマホの操作からカーナビの操作に移行しても、まったく違和感を感じさせない操作を実現したのだ。しかも、操作レスポンスが素早いのがいい。これで操作に対する反応が遅かったら、文句のひとつやふたつ出そうなものだが、スマホやタブレットと変わらぬ感覚で、スムーズに動く。だから使いやすい。彩速の「速」の文字に偽りなしである。

もうひとつ。「彩」の字は、彩り鮮やかな映像を示す「彩」だと冒頭に述べたが、検索機能の多彩さの「彩」も含まれていると、今回のドライブで実感した。MDV-Z701に新たに投入された音声検索機能、VOIPUTやmiaは、確かにタッチパネルでの操作を省略できて便利ではあるが、検索結果にはまだまだ改善の余地があるというのが正直な感想。もしこの検索方法しかないのなら、おそらく使いづらいということになるのだが、MDV-Z701にはオルタナティブな検索方法がいくつも用意されている。テレビdeみ~たもそのひとつだし、今回は試していないがスマホアプリのNaviConもそう。NaviConのまわりにはNaviCon対応アプリが豊富にあり、そのNaviCon対応アプリで探した地点をNaviCon経由で簡単にカーナビに転送して目的地に転送できるのだ。

さらにWi-FiはDMS(デジタル・メディア・サーバー)にも対応。DMS機器の音楽や動画をWi-Fi経由でカーナビで楽しめるため、DMSアプリによってはクルマに音楽&動画メディアがなくても、通信経由でクラウド上の音楽や動画を車内で楽しむことだってできるのだ。
操作性、渋滞対応力、エンターテインメント性など、あらゆる方向で高性能、かつバランスに優れたカーナビである。

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