最高級フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲン・トゥアレグV6アップグレードパッケージ……686万円

つい先ほどまで「ティグアン」に乗っていて「いいクルマだなあ」と思っていたのだが、「トゥアレグ」に乗ってしまうとやっぱり格の違いをはっきりと感じてしまった。

なにより、乗り心地がすばらしい。
JAIAの輸入車試乗会では西湘バイパスが主な試乗コースになるのだが、この道路は路面の継ぎ目の段差がとても大きく、クルマにとっては過酷な条件である。しかしトゥアレグは、そんな悪名高き西湘バイパスを、まるで路面状況が改善されたかのようなフラットさで走り抜ける。
オプションのエアサスを装着しているのかと思い手元の資料を確認したが、標準の金属バネで間違いなかった。
乗り心地だけでなく、室内の質感も完全に高級車。さすがはフォルクスワーゲン現行ラインナップの最高価格車だけある。
ほとんど直6に近い、バンク角10.6度の3.6リッターV6エンジンが縦置きに収まるエンジンルームも壮観だ。

いいとこだらけのトゥアレグだが、全長4815mm、全幅1945mmというボディーサイズは、購入するのに覚悟が必要だ。
ただ、その大きさも帳消しになるくらい、このクルマのしっとりとした乗り味は魅力的だ。
ティグアンを買おうとしている人は、トゥアレグを試乗しない方がいいかもしれない。悩み事がひとつ増えてしまうこと請け合いだから。

(文=工藤考浩/写真=峰 昌宏)

フォルクスワーゲン・トゥアレグV6アップグレードパッケージ
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