ついでにPNDカーナビも

といいつつも、やはり「これは必携だ」と思ったモノがある。PND式カーナビのレンタルだ。この夏、ボクはイギリスで初めてPNDを借りてみた。
いつもなら昔自分のクルマに付けていた古いPNDを持参するボクであるが、地図情報がイギリス大陸まで網羅していないことに気づき、急きょ借りることにしたのだ。
空港のレンタカーカウンターで貸してくれたのは、欧州でトップシェアを誇るPND「トムトム」の「One」というモデルで、料金は1日10ポンド(約1300円)だった。

「どこに行くの?」とカウンターのお姉さんに聞かれたのでホテル名を告げると、彼女自身がポンポンと手際よく画面をタッチし入力してくれた。したがって、あとはクルマに乗ってPNDの吸盤をウィンドウガラスに貼り付け、電源をシガーライターに差し込むだけだった。
見知らぬ土地でカーナビがあると、紙の地図や道標に気をとられることが少ないぶん安全運転につながる。なにより道に迷うという無駄が減るので、貴重な旅の時間を有効に使える。

さらにありがたいのはトムトムの場合、スピード違反自動取締機の位置情報も入っていることだ。ボクはけっして飛ばし屋ではないが、個人的に取締機の外形を覚えておらず、設置されていそうな場所のカンも働かない国において、音とイラストで警告してくれるそれは気持ち的にかなり楽である。
そのうえ借り物のカーナビなら、地図情報や取締機設置情報は常に最新である。以前より実勢価格が安くなっているとはいえ、高いPNDを無理して買って古くしてしまうより余程よい。
近日欧州をレンタカーでドライブする読者諸兄には、ついでにPNDも借りることをぜひお勧めする。

同じくアイゴ。最安グレードでも最近はAUX端子付きオーディオが付いていたりする。
同じくアイゴ。最安グレードでも最近はAUX端子付きオーディオが付いていたりする。 拡大
ロンドン・ガトウィック空港のレンタカーカウンターで借りたPND「トムトム」。
ロンドン・ガトウィック空港のレンタカーカウンターで借りたPND「トムトム」。 拡大
大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト/イタリア文化コメンテーター。音大でヴァイオリンを専攻、大学院で芸術学を修める。1996年からシエナ在住。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとして語学テキストやデザイン誌等に執筆活動を展開。21年にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストなど、ラジオでも怪気炎をあげている。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり】(コスミック出版)など著書・訳書多数。YouTube『大矢アキオのイタリアチャンネル』ではイタリアならではの面白ご当地産品を紹介中。

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