先進技術とクラフトマンシップが強み

地域別の売り上げは、アメリカとヨーロッパとアジアでほぼ3分の1ずつ。これについて内田氏は、「非常に上手に経営をしているなと感じている」とコメント。顧客の比率も売り上げと同様で、それぞれ3分の1ずつ。日本は約6%で、売り上げのほぼすべてが日産向けとのことだ。

拠点については、アジアに42カ所(約9割が中国)、ヨーロッパに210カ所、米国に72カ所、アフリカに6カ所の事業所を設置。日本では5カ所に工場があり、神奈川に本社とテクニカルセンターが、滋賀にレカロジャパンがある。このテクニカルセンターには衝突試験場も含まれており、日本国内での開発はすべてここで行われているという。

JCAが行う事業はシートに特化しているが、より具体的には大きく5つに分かれている。ひとつはコンプリートシート。読んで字のごとく、シートすべてを受注するものだ。そして、シートの表面のトリムのみ、フォームと呼ばれるシート内部のスポンジのみ、シートの骨組みの受注。そして、レカロ部門の事業である。

開発の基本的な考え方について内田氏は、「先進技術とともに、クラフトマンシップをとても重視しており、シートの表面や座り心地をものすごく大切にしている。マイスターと呼ばれる職人が各拠点におり、シートについての明確な判断ができる環境になっている。この点は非常に高く評価されており、他メーカーと比較しても優秀だと言ってくれるお客さまは多い」と話す。

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