「足グルマはおおむね300万円以下」

なぜ300万円以上の足グルマを買わないのか?

それ以上高いクルマを買うと、最終的に中古フェラーリより高くついてしまうからだ。

これは2年半前、購入20周年を記念して作成した、MYフェラーリ支出総額表です。

総額は約5606万円だが、そこには458イタリアという資産が含まれているので、これを売却すれば恐らく2300万円程度にはなるはず(当時)。わかりやすくするために整備費や税金、保険料などを除いて車両本体の償却に限定すると、合計約1600万円。1年あたりわずか80万円にしかならない! フェラーリを平均2年ごとに合計10台乗り換えてだヨ!?

ところが、500万円の「メルセデス・ベンツCクラス」(新車)とかフツーのクルマを買うとですね、最初の2年くらいは1年あたり軽く100万円下がっちゃうでしょ!? 10年乗りゃ下取り0円でも1年あたり50万円で済みますが、そんな退屈な人生まっぴら御免! だってクルマ買うために働いてんだから! Cクラスがフェラーリより高くつくなんてあり得ないし許せるわけねーだろこのうすらトンカチ!

よって私は、「足グルマはおおむね300万円以下」を絶対的な家訓としているのだった。

(文=清水草一/写真=清水草一、池之平昌信)

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「フェラーリF355」のラジエーター交換。
「フェラーリF355」のラジエーター交換。 拡大
「フェラーリ360モデナ」のオイル交換。
「フェラーリ360モデナ」のオイル交換。 拡大
「フェラーリ512TR」の整備風景。
「フェラーリ512TR」の整備風景。 拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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