シート位置を決めるだけで一苦労

ワタナベ:「シートポジションを合わせてください」ってったって、うわ、このレバーがシートスライドか。普段のクルマと全然違うね。リクライニングが見つからないけど、まあこれで大丈夫かな。ハンドルの調整はどうやるの?

ほった:そっちのレバーでロックを解除してください。ちなみにチルトだけでテレスコピックはありません。代わりにABCペダルの位置が前後しますので、ハンドルまでの距離についてはそちらで調整を。

ワタナベ:あれ? シートベルトがないよ。

ほった:右手をご覧ください(バスガイド風)。

ワタナベ:なんか、シートから海洋生物みたいなものが生えてるんですけど。

ほった:ランバーサポート用のエアポンプです。膨らませないでくださいね! 空気の抜き方が分からないんで。

ワタナベ:トリセツに載ってないの?

ほった:ワタシ エイゴ ワカリマセーン。

ワタナベ:そんなことだろうと思った。だいたいさ、なんでこんなリポートやろうと思ったの? ネタはいっぱいあるでしょ~。

ほった:いえいえ。ちょっと前にバイパーの燃費を紹介する回があったでしょう。あのとき、読者の皆さまやギョーカイ関係者の方から、「燃費が良すぎる」「踏んでないだろう」「もっと性能を使い切れよ!」という声をいただいたので、少し自分以外の人の運転を観察してみようと思いまして。

ワタナベ:ヘンなところで律義だね。

ほった:賛辞として受け取らせていただきます。あらためまして、ただいま2017年1月31日の朝6時。先発隊はこれより、中央道を八王子JCTへと向かいます。

ワタナベ:時計の表示は6時20分だよ。

ほった:その時計は狂っています。

ワタナベ:……。

写真向かって左のレバーがスライド、右のレバーがリクライニングの調整機構。たいていのクルマでは、リクライニング調整はシート横のダイヤルで操作するので、初見で「バイパー」のリクライニング調整ができる人はそうはいないと思う。
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ステアリングコラムのロック解除レバー。これを手前に引きながらコラムを調整し、ポジションが決まったらレバーを戻してステアリングを固定する仕組み。
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