ほほ笑みを運ぶクルマ
スマートBRABUSフォーツー エクスクルーシブ リミテッド……297万円

見ただけでおかしさがこみ上げるクルマの筆頭が「スマートBRABUSフォーツー」である。エアロパーツやらでそれなりにキメちゃってるけど、ま~ぁ小さい、というか短い。全長2785mm×全幅1665mm×全高1545mm。先代よりも10cm近く幅が広がったけれど、最小回転半径は90cmも小さい3.3mに収まった。広めの2車線道路なら一発でUターンが決められる、驚きのスペックだ。

スマートBRABUSフォーツーは、見ると欲しくなるクルマの筆頭でもある。本革のスポーツシートや専用のダッシュボードなどインテリアのしつらえも上質で、各所に「B」のマークが誇らしげに輝く。B印のレブカウンターが備わるのもうれしい。キーをひねると「ぷるるん」とエンジンに火が入る。スゴぶらないのがかわいい。だけどスポーツエグゾーストのせいか、サウンドそのものはなかなか勇ましい。そんなに頑張らなくてもいいのに、といとおしくなる。

パワートレインは、ルノーと共同開発した0.9リッター直3ターボエンジンと6段デュアルクラッチトランスミッションの組み合わせ。BRABUS専用のチューンを施し、「フォーツー ターボ」比+19psの最高出力109psと、同+3.5kgmの最大トルク17.3kgmを発生させる。シフトスピードの向上(最大40%)や、ゼロ発進に効くローンチコントロール機能の追加も自慢だ。控えめな数値がほほ笑ましい。暴力的な加速が自慢のクルマは、ほかにたくさんある。

撮影のために「クルン」と回ると、笑いがこみ上げた。まるでコマネズミ!? 周りのスタッフも指をさして笑っている。“無駄にシフトしたくなる”クルマはあっても、“無駄にターンしたくなる”クルマって、めったにない。

(文=webCG こんどー/写真=田村 弥)

スマートBRABUSフォーツー エクスクルーシブ リミテッド
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