ディーゼルに乗らなきゃソン

清:先代「CX-5」は、ディーゼル比率が8割くらいだったけど、新型は半々にしたいってマツダが言ってるね。先代はスカイアクティブD第1弾だったから、営業的にもついディーゼル推しになって、ユーザー側も新しいものに惹(ひ)かれて、ちょこ乗り中心ユーザーまでディーゼルを買ってしまったと。

塩:日本の使用状況を考えると、ディーゼル向きじゃないユーザーは確実にいますよね。平均速度が低くて走行距離が短い人には宝の持ち腐れですから。でも逆に、ロングドライブが多めの人には、こんないいエンジンはない。日本ではガソリンより軽油がずっと安いし。こんな国も他にないですから。

清:そうなんだよね~。

塩:社会状況を考えても、軽油税だけが値上げされることはないでしょう。

清:運送業界はメッチャ苦しいからね。ちょっと前までは不況で運賃低下で苦しんで、今は人手不足で苦しんでて。軽油の値上げなんかできないよな。本来、ガソリンより軽油が安い理由は特にないんだけど。

塩:つまり、合ってる人はディーゼルに乗らなきゃソンですよ。

清:そうだよね!

塩:5リッターV8みたいな加速をするんですから。それで燃費が抜群にいい。貧者のV8ですよ!

清:あ、オレガソリンV8も持ってるんだ。

塩:イヤミだな~(笑)。

清:だからディーゼルは1.6。さすがにV8の加速はしないよ。せいぜい3リッターV6。

塩:バランス取ってますね。

(語り=清水草一、塩見 智/文=清水草一/写真=清水草一、塩見 智、池之平昌信、webCG/編集=大沢 遼)

第34回:ディーゼルLOVE(後編)

先代「マツダCX-5」のスカイアクティブD 2.2エンジンと清水氏。(写真=池之平昌信)
先代「マツダCX-5」のスカイアクティブD 2.2エンジンと清水氏。(写真=池之平昌信)拡大
ディーゼル好き2人の対談は終了。最後に「ディーゼルのD!」でキメてもらった。
ディーゼル好き2人の対談は終了。最後に「ディーゼルのD!」でキメてもらった。拡大
塩見氏のゲスト出演に感謝!
塩見氏のゲスト出演に感謝!拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ランチア・イプシロン 0.9 ツインエア(FF/5MT)【試乗記】 2011.9.1 試乗記 ランチア・イプシロン 0.9 ツインエア(FF/5MT)
    ……263万5000円

    フルモデルチェンジで3代目に生まれ変わった「イプシロン」。“あの”ツインエアを搭載する走りに、ランチアらしさは感じられたのか?
  • クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)【試乗記】 2013.1.6 試乗記 クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)
    ……260万円

    イタリアのランチア改め、アメリカのクライスラーブランドで国内販売が始まった、新型「イプシロン」。巨匠 徳大寺有恒が、その印象を語る。
  • クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)【試乗記】 2013.1.23 試乗記 クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)
    ……260万円

    ランチア改めクライスラーのバッジを付けて上陸した「イプシロン」。ブランドが変わっても、このクルマならではのワン&オンリーな魅力は変わらない。
  • 第160回:ローマが800万円になる日 2020.1.28 カーマニア人間国宝への道 清水草一の話題の連載。第160回は「ローマが800万円になる日」。フェラーリの新型FRスポーツ「ローマ」は“買い”なのか!? ドルチェヴィータの世界観を現代流に解釈し直したという、その流麗なデザインに惹かれた筆者が出した答えとは?
  • ランチア・デルタ 1.4ターボ16V(FF/6MT)【試乗記】 2009.3.12 試乗記 ランチア・デルタ 1.4ターボ16V(FF/6MT)
    ……426万3500円

    スクエアなボディから、エレガントなスタイルにイメチェンを果たした「ランチア・デルタ」。1.4リッターターボを6段MTで操り、その走りを試す。
ホームへ戻る