真っ赤なフェラーリ最高!

「雨漏りしませんか?」と心配されるかもしれませんが、フェラーリは雨の日は乗らないので、雨漏りの心配はありません。

中古車相場としては、GTBの方がGTSより150万円くらい高い。GTBの方がシルエットが美しいし、断然希少なので。

でも私は、どーせならオープンにできるGTSの方がむしろ欲しかったです。早朝の首都高をGTSの屋根を外してオープンで走ったところ、この世の極楽浄土を見ました……。思い出すだけで涙が出るほど。

ボディーカラーは、エノテンに「赤でもなんでもいいです」とお願いしました。328は大部分が赤なので、自動的に赤になりました。

私儀、最初の「348tb」と2台目の「512TR」以来、ロッソコルサ(フェラーリレッド)のフェラーリを買ったのは18年ぶりだったのですが、赤いフェラーリっていいですね!!

3台目以降、赤いフェラーリじゃフツーすぎると思ってずーっと避けてきたけれど、真っ赤なフェラーリ最高! フツーって最高だ! 

一般の方が我が328を愛ある目で見てくれるのは、自分の知ってるフェラーリのイメージとぴったり重なるからじゃないか? 赤い328って、日本人の脳内に漠然と存在する「カッコいいフェラーリ像」にほぼドンピシャなんじゃないか? その上には「さらにメチャメチャカッコいいフェラーリ像」として赤い「F40」がある。そんな感じではなかろうか。

私は、もちろん自己満足でフェラーリに乗っているのですが、でもでも、できれば周囲の皆さまにも喜んでいただきたいのです! スターを見た幸福感みたいのを味わっていただきたいのです! 328GTSがそれを思い出させてくれました!

(文=清水草一/写真=清水草一、池之平昌信/編集=大沢 遼)

「328GTS」をオープンにして首都高を走る筆者。これぞ極楽浄土!(写真=池之平昌信)
「328GTS」をオープンにして首都高を走る筆者。これぞ極楽浄土!(写真=池之平昌信)拡大
「328GTS」は、もうこれ以上は出ない、打ち止めという意味から、“赤い玉号”に決定。
「328GTS」は、もうこれ以上は出ない、打ち止めという意味から、“赤い玉号”に決定。拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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