フェラーリのタルガトップ最高!

その後赤い玉号で何度か首都高に出撃を試み、タルガトップをオープンにしてみました。

私は328GTSを買ったのはこれが2度目なのですが、前回は一度も開けなかったので(!)、初体験でした。

なんで開けなかったのかというと、若い頃の「ポルシェ911タルガ」(タイプ930)の体験から、「タルガトップを開けてもあんまり気持ちいい風は入ってこない」という思い込みがあったからです。いい風どころか乱気流が室内に入り込んで、目にゴミが入って参りました。

で、前のヨーコ様は黒だったので、黒いタルガトップがボディーに完全にマッチ。開ける必要をまったく感じないまま終わってしまったのです。

でも今度はボディーが赤。黒いタルガトップが見た目の調和を微妙に崩しているので、外したらもっとカッコいいんじゃないかと思って開けてみました。

やっぱメチャメチャカッコ良くなった! 外したタルガトップは、そのままシートの後ろに格納できるので、脱着は思ったより全然ラクだし。

で、そのままオープンで走ってみたら、ド早朝のサワヤカな風がソヨソヨと頰を撫(な)で、猛烈に気持ち良かったのです! うおー俺はこれを知らずに死ぬところだったのか!

もちろん、「F355」など、フェラーリのスパイダーの方が開放感ははるかに上だけど、タルガトップのGTSでも十分ウルトラ気持ちいい! 930タルガがダメだったのは、ベースの空力に無理があるせいだったのか! さすがフェラーリ様! フェラーリのタルガトップ最高! ポルシェと一緒にして申し訳ございません。

20代の頃、今は亡き筆者の父が購入した「ポルシェ911タルガ」(タイプ930)。タルガトップを外すと乱気流がキャビンに流れ込み、当時コンタクトレンズだったため目にゴミが入り激痛が……。
20代の頃、今は亡き筆者の父が購入した「ポルシェ911タルガ」(タイプ930)。タルガトップを外すと乱気流がキャビンに流れ込み、当時コンタクトレンズだったため目にゴミが入り激痛が……。拡大
筆者が9年前に購入した“ヨーコ様”こと「328GTS」。黒タルガトップが黒ボディーにマッチしていた。
筆者が9年前に購入した“ヨーコ様”こと「328GTS」。黒タルガトップが黒ボディーにマッチしていた。拡大
“赤い玉号”では、黒いタルガトップが微妙にボディーラインを崩している。
“赤い玉号”では、黒いタルガトップが微妙にボディーラインを崩している。拡大
筆者が以前所有していた“お茄子様”こと「F355スパイダー」。
筆者が以前所有していた“お茄子様”こと「F355スパイダー」。拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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