驚きのパフォーマンスを披露!?

そんなEペースに設定されたエンジンは、現時点ではガソリン2種とディーゼル3種の計5種類。前述のようにすべてが2リッターの4気筒で、いずれもオールアルミ製のユニットにはターボチャージャーがアドオンされる。

最高のパフォーマンスを発揮する300psのガソリンモデルでは、0-100km/h加速を6.4秒でクリア。その最高速は243km/hと発表されるから、なるほど「SUVのスポーツカー」を名乗るにも資質十分という印象。多機能を誇るマルチメディアシステムやステレオカメラを用いた歩行者検知機能付きの緊急ブレーキシステムなど、最新モデルにふさわしい充実した装備類も、当然のように用意される。

実は今回の発表会では、150台を超えるプロトタイプが4大陸25カ月で実施した過酷なプログラムの“最後のテスト”として、270度の回転を行いながらジャンプを行う“バレルロール”の披露が予定されていたという。

が、「昨今のセキュリティー面での事情等も鑑み」という理由から会場での実演は見送られ、事前に収録された成功シーンのビデオ上映のみに変更されたのは、はるばる日本から訪れた身にとってはちょっと残念ではあった。

とはいえ、集まったゲストを騒然とさせたそのシーンを筆頭に、会場でも放映されたさまざまな走りの姿に、Eペースの持つ高いダイナミクス性能への期待は高まるばかり。「2017年冬に開始」とされる発売が、いよいよ楽しみになるジャガー期待の最新作である。

(文=河村康彦/写真=ジャガー・ランドローバー/編集=竹下元太郎)

270度の回転を行いながらジャンプする“バレルロール”を披露。ただし実演はなく、ビデオ上映のみにとどまった。
270度の回転を行いながらジャンプする“バレルロール”を披露。ただし実演はなく、ビデオ上映のみにとどまった。拡大
“バレルロール”の連続写真(合成写真)。
“バレルロール”の連続写真(合成写真)。拡大
舞台にはジャガーのラインナップがずらりとそろった。
舞台にはジャガーのラインナップがずらりとそろった。拡大
オーケストラによる演奏が会場を包み込む。
オーケストラによる演奏が会場を包み込む。拡大
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ジャガーIペース ファーストエディション(4WD)/IペースSE(4WD)【試乗記】 2019.4.4 試乗記 いよいよ日本に導入された、ジャガーの100%電気自動車(EV)「Iペース」。エンジンを搭載しないEVならではのスタイリングをまとうニューモデルは、スポーツカーを出自とするジャガーの名に恥じないクルマに仕上がっていた。
  • ジャガーIペースHSE(4WD)【試乗記】 2019.10.21 試乗記 欧州プレミアムブランドの電気自動車(BEV)として、いち早く“公道デビュー”を果たした「ジャガーIペース」。航続距離438km(WLTCモード)という実用性と、スポーツカーもかくやの動力性能を併せ持つ次世代ラグジュアリーカーが見せる新世界とは?
  • メルセデス・ベンツGLE400d 4MATICクーペ/GLE350de 4MATICクーペ【海外試乗記】 2019.12.27 試乗記 流麗なルーフラインを特徴とするメルセデス・ベンツのSUV「GLEクーペ」がフルモデルチェンジ。先代のデビューからわずか4年というスパンで登場した2代目は、どのような進化を遂げているのだろうか。銀世界が広がるオーストリア・インスブルックで試乗した。
  • メルセデス・ベンツGLE400d 4MATICスポーツ(4WD/9AT)【試乗記】 2019.12.28 試乗記 最高出力330PSの2.9リッター(2924cc)直6ディーゼルエンジンを搭載した「メルセデス・ベンツGLE400d 4MATICスポーツ」に試乗。3列シートを備えた全長およそ5m×全幅2m超えの大柄なボディーとディーゼルの組み合わせは、どんな仕上がりだったのか?
  • 第41回:ジャガーIペース(後編) 2019.7.17 カーデザイナー明照寺彰の直言 他のどんなクルマにも似ていないデザインで登場した、ジャガー初の電気自動車「Iペース」。このモデルが提案する“新しいクルマのカタチ”は、EV時代のメインストリームとなりうるのか? 明照寺彰と永福ランプ、webCGほったが激論を交わす。
ホームへ戻る