決勝に残ったSAのレストランは要チェック

そして結果はといえば――余談だが、今回は相当に審査が難航したようで、結果発表が予定時刻から20分もおした――尼御前SA(上り)の「食べまっし 加賀彩々膳」(1980円)が最優秀賞に選ばれた。同SAにとって、初の快挙である。

「食べまっし 加賀彩々膳」は、地元石川の魚介や肉、野菜などをふんだんに使った豪勢な懐石料理。「4回目からずっと参加しており、今回も何を作っていいのか分からずに苦労しました」と語った料理長の福井敏裕さんは、表彰後の会見では感動を隠し切れない様子だった。

一方、注目の有磯海SA(下り)は、4品が選ばれる審査員特別賞に。大賞は逃したものの、次席をきっちり押さえるあたりはさすがの実力といえるだろう。他の審査委員特別賞は、EXPASA多賀(下り)の「近江牛 味ごのみ膳」(1780円)。多賀SA(上り)の「まごわやさしい 牛味噌茶漬け御膳」(1980円)。そして養老SA(上り)の「美濃三昧の集い」(1980円)となった。

この大会、賞レースとしても見ごたえがあるし、もちろん決勝に出たSAの名前を覚えておくだけでも、ドライブの役に立つ。腕自慢の料理人がいるSAならば、他の料理も期待が持てるというものだ。高速道路でおいしい食事を求めるのならば、ぜひこれらのSAのレストランを訪ねてみよう。

(文と写真=鈴木ケンイチ/編集=堀田剛資)
 

各SAの料理担当者から、メニューの説明を受ける審査員たち。
各SAの料理担当者から、メニューの説明を受ける審査員たち。拡大
最優秀賞を獲得した尼御前SA(上り)のスタッフ。中央に立つのが料理長の福井敏裕さん。
最優秀賞を獲得した尼御前SA(上り)のスタッフ。中央に立つのが料理長の福井敏裕さん。拡大
最優秀賞にかがやいた尼御前SA(上り)の「食べまっし 加賀彩々膳」。
最優秀賞にかがやいた尼御前SA(上り)の「食べまっし 加賀彩々膳」。拡大
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