大きくなったのは歩行者保護のため

i-MiEVが小型自動車となった背景には、道路運送車両の保安基準の改正によって強化された、歩行者頭部および脚部保護基準への適合がある。対歩行者安全性強化のために、フロントバンパーの形状を変更する必要があった。その形状がどうしても軽自動車規格に収まりきらなかったため、小型自動車として新たなスタートをきることになったのだった。

この変更により、i-MiEVは本来の姿になったともいえる。新たな前後バンパーは、軽自動車枠に縛られない欧州仕様のデザインで、デザイナーが仕上げたかったスタイルそのものとなっているのだ。これに専用ワイドボディーを持つ北米仕様のサイドスカートを組み合わせることで、より安定感のある、日本独自仕様のスタイルとなっている。

i-MiEVは2016年12月末に、内装の質感向上やパドル式回生レベルセレクターの採用、充電中の空調使用機能追加といった、大規模な改良を受けている。この時点でボディーの拡大を行わなかったのは、やはり軽自動車であることをできる限りキープしたかったからのようだ。新基準はこの春から適用されている。

こちらは軽登録の従来モデル。改良型と比べると、フロントバンパーが立った形状となっている。
こちらは軽登録の従来モデル。改良型と比べると、フロントバンパーが立った形状となっている。拡大
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