夜間の歩行者、昼間の自転車にも対応

第2世代の「Toyota Safety Sense」は、単眼カメラとミリ波レーダーの性能を進化させ、検知対象を拡大。幅広い車種に対応すべくユニットの小型化も図られている。主な機能は、「P」の機能を向上させたもので、「ACC」も全車速追従とするなど進化。さらに新機能として「先行車発進告知」や「道路標識表示機能」を追加している。基本機能の中で大幅に機能向上が図られたのが衝突被害の回避や軽減を図る自動ブレーキ機能で、「夜間歩行者」と「自転車運転者」を検知対象に追加。これにより作動領域は、対車両(約10km/h~180km/h)、対歩行者(昼:約10km/h~80km/h、夜:約10km/h~80km/h)、対自転車(昼:約10km/h~80km/h)となっている。現時点では、2017年12月にマイナーチェンジが発表されたミニバン「アルファード/ヴェルファイア」に搭載済みで、今後登場する新型車にも積極的に展開していくという。

トヨタ自動車は「交通事故死傷者ゼロ」を究極の目標に置いて開発を進めており、従来型でも交通死亡事故の90%を占める「歩行者事故」「逸脱事故」「交差点事故」「追突事故」をカバーする内容となっていたが、それを第2世代では、センシング性能などの向上を図ることで、対応可能な状況やカバーエリアを拡大させたのが最大の特徴といえる。今回の説明会では、夜間の認識も可能となった「歩行者対応自動ブレーキ」と新機能の「自転車運転者対応自動ブレーキ」をテストコースで試すことができた。

2018年1月に発売された「アルファード/ヴェルファイア」の最新モデル全車には、第2世代の「Toyota Safety Sense」が標準装備となった。
2018年1月に発売された「アルファード/ヴェルファイア」の最新モデル全車には、第2世代の「Toyota Safety Sense」が標準装備となった。拡大
第2世代の「Toyota Safety Sense」では「P」で採用していた「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、カメラ・レーダーの性能向上などによって機能向上を果たしている。
第2世代の「Toyota Safety Sense」では「P」で採用していた「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、カメラ・レーダーの性能向上などによって機能向上を果たしている。拡大
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