若手のテニスプレーヤーにとって貴重な大会

グランドスラムで優勝すると2000点を得ることができるが、フューチャーズでは最大でも35点。地道にポイントを積み上げていくと世界ランキングが上がり、格上の大会に参加できるようになる。2018年6月18日の時点で男子の1位はフェデラーで、ポイントは8920。日本人の最高位は27位の錦織 圭で、1530ポイント。100位以内には、ほかに杉田祐一とダニエル太郎がいる。

世界には約600のフューチャーズ大会があるが、日本で開催されるのは10に満たない。錦織に続くスター選手を育てるには、いささか寂しい環境である。軽井沢フューチャーズは、日本の若手にとって貴重な機会なのだ。参加できるのは日本人選手だけではなく、国籍を問わず誰でもエントリーできる国際大会である。

ただし、ポイント上位者が優先されるので、まったくの初心者が出場するのは不可能だ。フェデラーや錦織なら確実に出られるが、さすがに細かいポイント稼ぎをすることはないだろう。現実的には、ランキング300位以上の選手が出場することはなさそうだ。

今回の軽井沢フューチャーズで注目された選手の1人が野口莉央。19歳の新鋭で、1433位だった昨年から597位までランクアップしている(2018年6月18日現在)。5月にはベトナムフューチャーズのシングルスで優勝しており、勢いづいた中での登場だ。軽井沢フューチャーズでは、シングルスとダブルスにダブルエントリーしている。

「ポルシェ軽井沢フューチャーズ2018」のトーナメントは、シングルス32名、ダブルス16ペアで争われる。
「ポルシェ軽井沢フューチャーズ2018」のトーナメントは、シングルス32名、ダブルス16ペアで争われる。拡大
シングルス準決勝、斉藤貴史選手と菊池玄吾選手の試合。両選手の表情は真剣そのもの。
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決勝に進んだのは斉藤貴史選手。
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