真剣な鋭いまなざしにも納得

野口選手は順調に勝ち進み、6月9日にはシングルスの準決勝とダブルスの決勝が重なる厳しい日程に。シングルスでは第2シードの越智 真選手が相手となった。野口選手は第5シードだから、格上相手との戦いとなる。第1セットを2-6で失ったが反撃し、6-2、6-4と連続でセットを取って決勝に歩を進めた。

ハードな試合で消耗してしまったのか、乾 祐一郎選手と組んだダブルス決勝では精彩を欠き、5-7、4-6と2セットを連取されて敗北。優勝したのは福田創楽選手と奥 大賢選手のコンビだった。

翌日は雨が予想されていたため、決勝開始時刻を11時から10時に変更。それでも間に合わず、インドアコートで行われることになった。この試合は見に行けなかったのだが、野口選手は斉藤貴史選手にストレート負けだったとのこと。直前にコートが変わるという変化に対応できなかったのは、経験不足ということになるのかもしれない。

野口選手は翌週に行われた昭和の森フューチャーズでは見事シングルスで優勝。597位まで順位を上げたのは、ここで得たポイントが大きい。このくらいのクラスだと、10ポイント違えば何十位もランクが変動する。1ポイントしか持っていない選手が何百人もいるのだ。200位より上にいかなければ、テニスの試合だけで食べていくことはできないといわれている。大会に参加していた選手の目が真剣なのは当然のことなのだ。

ダブルス決勝に臨む、今大会で注目される野口莉央選手と乾 祐一郎選手のペア。
ダブルス決勝に臨む、今大会で注目される野口莉央選手と乾 祐一郎選手のペア。拡大
対戦相手となる福田創楽選手と奥 大賢選手のペア。
対戦相手となる福田創楽選手と奥 大賢選手のペア。拡大
ダブルスで優勝したのは福田創楽選手と奥 大賢選手のペア(写真左側)。
ダブルスで優勝したのは福田創楽選手と奥 大賢選手のペア(写真左側)。拡大
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