ターゲットは輸入オフローダーユーザー

横浜ゴムの担当者によれば、本格的輸入オフローダーや輸入ピックアップをカスタマイズして楽しむユーザーがターゲットだという。リフトアップし、ごっついタイヤを履いたオフローダーをときどき街で見かけることがあるが、まさにそこがジオランダーX-MTの生きる世界なのである。

そういったユーザーの楽しみ方は、見た目重視のドレスアップから本格的なオフロード走行などさまざま。そこでジオランダーX-MTは、見た目のインパクトとオフロード性能の両面で、エクストリームな商品を目指したのだという。確かにジオランダーX-MTはその大きさだけでなく、見た目のワイルドさからも強烈な印象を受ける。

特にトレッドパターンがごっつい。さまざまな形をしたブロックは、岩をイメージしたデザインだという。そして、ジオランダーM/Tよりも溝面積を約10%増やすことで、泥地でのトラクションを向上させている。さらに、各ブロックの形状や配置を最適化することで、パターンノイズや減りを抑える工夫もなされているのだ。

サイドのデザインもなかなかアグレッシブだが、見た目だけでなく、この盛り上がったブロックが岩場などでのトラクション確保に重要な役割を示すのだという。さらに、専用コンパウンドの採用などにより、摩耗に強く、グリップが高く、パンクに強い製品に仕上がっている……というのが、作り手の主張である。

そのジオランダーX-MTを実際に試すことになるのだが、取材当日は幸か不幸か雨に見舞われ、オフロードコースはいつも以上に厳しいコンディションになった。新車の試乗が目的なら、おそらく取りやめになるくらいの悪条件だろう。

会場に展示されていた「ジープ・ラングラー」のカスタムカー。「ラングラーX-MT」のターゲットは、こうしたクルマを愛好する、ドレスアップユーザーや本気のオフロード野郎である。
会場に展示されていた「ジープ・ラングラー」のカスタムカー。「ラングラーX-MT」のターゲットは、こうしたクルマを愛好する、ドレスアップユーザーや本気のオフロード野郎である。拡大
岩をモチーフにしたというユニークなデザインのトレッドパターン。ワイドなラググルーブにより、オフロードでの高いトラクション性能と優れた排土性を実現している。
岩をモチーフにしたというユニークなデザインのトレッドパターン。ワイドなラググルーブにより、オフロードでの高いトラクション性能と優れた排土性を実現している。拡大
横まで回りこんだ凹凸により、泥濘路やサンド路ではトレッド面だけでなくサイド面でもトラクションが発生。もちろん視覚効果も抜群で、ヨコハマの説明員いわく「デザイナーは本当に楽しみながら仕事していたと思いますよ」とのこと。
横まで回りこんだ凹凸により、泥濘路やサンド路ではトレッド面だけでなくサイド面でもトラクションが発生。もちろん視覚効果も抜群で、ヨコハマの説明員いわく「デザイナーは本当に楽しみながら仕事していたと思いますよ」とのこと。拡大
試乗会では、横浜ゴムがサポートする塙 郁夫選手、新堀忠光選手によるアジアクロスカントリーラリー2018への参戦発表会も行われた。写真はデモランで豪快なジャンプを披露する競技車両。
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