キーワードは“若さ”と“食文化”?
「トロロッソは、F1の世界においてはキャリアもスタッフも若いチームです。その若さが、仕事へのひたむきさや勝ちへの前向きな姿勢につながっているように思います。ホンダは確かに第2期で誇れる成績を残しましたが、それは過去の話であって、われわれも彼らの姿勢にいい刺激を受けながら新しい気持ちで開発に取り組んでいます」
ホンダのモータースポーツ全般を統括する山本雅史モータースポーツ部長は、2018年の前半戦を振り返りながら、トロロッソとのジョイントをこのように評価する。山本部長はF1というプロジェクトの運営において渉外的な役割も果たしており、先日発表されたレッドブルへのパワーユニット供給合意でも大きな役割を果たしている。
「あと、あんまり関係ないかもしれないけど、食文化が合うって大事ですね。卓を囲んでコミュニケーションが弾むってだけでも違う」
この話は冗談交じりにみえて、実はどんな世界でもパートナーとの相性を占うに大事なことだと思う。しかもそれは「子供の時からスパゲティに親しんだ日本のスタッフが、そろいもそろってイタ飯好き」といった一方的な片思いではなくて、トロロッソ側のスタッフも和食好きが多いのだそうだ。パドックにあるホンダのモーターホームはおいしい和食が食べられることで他チームのドライバーにもうらやまれていると聞くが、そういえばハンガリーGPの決勝当日も、ハートレーが彼女と一緒に上手な箸使いでブリ照り定食を食べていた。
じゃあやっぱりイギリスのご飯はおいしくなかったんですね……なんてことは聞いたとしても脱線必至なので、質問をF1の側に振り向ける。
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