レッドブルに可能性を示す必要がある
そんな中、現状のトロロッソでの成績を踏まえて来季からレッドブルへのパワーユニット供給が決まったのは、つい最近の話だ。
「既報の通り、先のアゼルバイジャンGPからレッドブルとは正式な検討を始めたわけですが、その前からDr.ヘルムート・マルコとは現場での日常的な会話の中でそういうやり取りはありましたね。うちにエンジン出す気ある? と聞かれて、いやいやまぁまぁって苦笑で返したり……という感じの話です。まぁお互い気持ちの探り合いみたいなところはあったのかもしれません」
人対人で交渉ごとを担当する山本部長をある種の盾にしながら、浅木氏は冷静にことを見つめていた。
「(同じレッドブルグループの)トロロッソと胸襟を開いて目標に向かうということは、レッドブルは当然、ほかのパワーユニット以上に詳細に、われわれ(のパワーユニット)の効果測定ができるということにつながります。そこでわれわれは、トロロッソを通じてメルセデスやフェラーリとの差が縮まりつつある、いつか追いついて追い越すかもしれないという証しを見せなければなりません。パワーユニットの性能は、シャシーと違ってかなりのところまで定量化できますから、ごまかしは利かない。その成長の線形をライバルよりも急角度にすることが大事です。そのために、昨年からのコンセプトを熟成するという方向性を選び、それがいい結果を重ねてくれたということだと思います」
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