異文化の融合こそ刺激的

「Origin いのちへの感謝と祈り」をテーマに、琉球王国の始まり、沖縄の人たちのルーツに焦点を当てた今回のダイニングアウト。

最新の研究によれば、沖縄でもよく利用されているかつお節のルーツは、モルジブにあるという説が最も有力なのだそうだ。モルジブには古くから魚を原料とした荒節があり、その製法が東南アジアを経由して琉球の久高島でイラブーやカツオの薫製品となった。それがさらに日本に伝わっていったのだという。

もともと遠く離れた国の文化が、出合った土地で融合し、新たな食材を生んでいったというのはとても興味深い。

が、それにも増して刺激的だったのが、今回のダイニングアウトだ。
伊勢にルーツを持つ樋口シェフが沖縄の伝統的な素材と出合い、フレンチという彼女の土俵で新たな料理を生み出した。

料理を通じて異文化の融合を試みた、その挑戦の場に居合わせたということにとても興奮を覚えたし、なにより個性の強い沖縄の素材と格闘したシェフのチャレンジングな姿にも胸を打たれた。

筆者は、本島はもちろん、石垣や宮古、八重山の離島などを毎年のように訪れた時期もあるなど、いち旅人として沖縄好きを自認しているが、このような形で食材を楽しんだことは一度もなかったし、久高島を訪れたのも今回が初めてだった。20年たって、ようやく神の島への上陸を許されたというわけだ。

この貴重な体験とありがたい縁に感謝。
ニライカナイに思いをはせ、もう一度祈りをささげよう。

(文=スーザン史子/写真=スーザン史子、ワンストーリー)

翌日は「レクサスNX300」でドライブ。コンパクトなSUVスタイルは、島の未舗装路や草地などを通る際にも、大いに役立ってくれた。

 

翌日は「レクサスNX300」でドライブ。コンパクトなSUVスタイルは、島の未舗装路や草地などを通る際にも、大いに役立ってくれた。
	 
	拡大
上質感あふれる「レクサスNX300」のインテリア。タイトなコックピットがクルマとの一体感を高めてくれる。
上質感あふれる「レクサスNX300」のインテリア。タイトなコックピットがクルマとの一体感を高めてくれる。拡大
夏には肌を刺すような強い日差しが降り注ぐ沖縄だが、晩秋にはやわらかな日差しが辺りを包み、快適なドライブが楽しめた。
夏には肌を刺すような強い日差しが降り注ぐ沖縄だが、晩秋にはやわらかな日差しが辺りを包み、快適なドライブが楽しめた。拡大
久高島イラブー。琉球王朝時代、久高島でのイラブー漁は上級神職者のみに許された神聖な行為とされていた。
久高島イラブー。琉球王朝時代、久高島でのイラブー漁は上級神職者のみに許された神聖な行為とされていた。拡大
海の向こうの理想郷、ニライカナイに思いをはせて。
海の向こうの理想郷、ニライカナイに思いをはせて。拡大
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • レクサスUX200 2018.11.27 画像・写真 レクサスの最もコンパクトなクロスオーバーモデル「UX」がデビュー。そのうち新開発の2リッター直4エンジンを搭載する「UX200」の姿を、さまざまなグレードを織り交ぜながら紹介する。
  • レクサスUX250h 2018.11.27 画像・写真 欧州のコンパクトSUVと市場を分かつ、レクサスのニューモデル「UX」。国内でラインナップされるガソリンエンジン車とハイブリッド車のうち、後者の姿を写真で紹介する。
  • ダイハツが「タフト」の先行予約受け付けを開始 クロスオーバータイプの新型軽乗用車 2020.4.1 自動車ニュース ダイハツが新型車「タフト」の先行予約受け付けを開始。デイリーユースにもレジャーユースにも好適なクロスオーバータイプの軽乗用車で、2020年の東京オートサロンでコンセプトカーがお披露目された。発売は2020年6月の予定となっている。
  • トヨタ・グランエースG(FR/6AT)/グランエース プレミアム(FR/6AT)【試乗記】 2020.2.11 試乗記 上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」よりもさらに大きなワンボックス車としてデビューした「トヨタ・グランエース」。新たな市場の開拓を目指すピープルムーバーの乗り心地、そして使い勝手は?
  • レクサスUX200“バージョンL”(FF/CVT)【試乗記】 2019.2.21 試乗記 コンパクトSUVのカテゴリーは、各ブランドが精鋭を投入するまれにみる激戦区。ここにレクサスは「UX」を送り込んだ。同ブランドのSUVラインナップにおけるボトムも担当するこのニューフェイスは、ライバルとは違うどんな魅力を持っているのか?
ホームへ戻る