やるならとことんやってほしい

――試乗した印象はどうでしたか?

桐島:これ、ハンドルも下がってますよね?

細井:ノーマルパーツだとアッパーカウルに干渉してしまうので、別部品で角度を変えてあります。それに伴ってステップも換えました。

桐島:身長が185cmあってもポジションはきつくなかった。

細井:桐島さんの体格でも、見た目のバランスがよかったので安心しました。

桐島:それにしても今のニーゴーはよくできているね。昔の400ccクラスと同じくらい扱いやすい。これならエブリデー・ユースに使える。けれど個人的には、もう少しとがったところが欲しいかなあ。

細井:であれば、35psのR25より7ps大きい、R3をベース車両にするといいかもしれませんね。外装キットはそのまま使えますし。

――最後にうかがいます。桐島さん、このカスタムは何点でしょうか?

桐島:90点!

細井:なかなか厳しい(笑)。

桐島:全体的なバランスもインターカラーも見事だけど、メーターをアナログ式にしたらもっと雰囲気が出ると思う。それからフューエルタンクの形が惜しい。今のバイクはカバーをかけた“なんちゃってタンク”だから、そこはアルミの一品物にしたいね。

細井:システムや構造上、大変難しいところですが、おっしゃる気持ちは理解できます。

桐島:日本のオッサンはうるさいよ(笑)。

――このカスタムR25にはまだ名前がないそうですが、名付けるとしたら?

桐島:「オッサンホイホイ」だよ。今は大人になったかつてのバイク少年たちが、ズルいズルいと言いながら引き寄せられちゃうからね。

(インタビューとまとめ=田村十七男/写真=荒川正幸/取材協力:ナインゲート)

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中身がヤマハ最新のロードバイクだけに、安心して普段使いできるのもこのバイクの魅力だ。
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細井氏いわく「もう少し走りに刺激がほしいのなら、320ccの『YZF-R3』をベースにするのもあり」とのこと。
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社外品のハンドルやバックステップなどが装着されており、身長185cmの桐島ローランド氏でも無理なく乗れるライディングポジションがかなえられていた。
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桐島ローランド氏が持参した、ケニー・ロバーツ グラフィックのヘルメット(左)。「あの頃のライダーのヘルメットって、今見てもカッコイイよね。今のライダーのはデザインが複雑すぎて、覚えられないよ(笑)」。
桐島ローランド氏が持参した、ケニー・ロバーツ グラフィックのヘルメット(左)。「あの頃のライダーのヘルメットって、今見てもカッコイイよね。今のライダーのはデザインが複雑すぎて、覚えられないよ(笑)」。拡大
この「YZF-R25」のカスタム、点数をつけるとしたら「90点!」とのこと。「メーターやタンクの改造が難しいのは知ってるけど、日本のオッサンはうるさいからね!」と笑顔だった。
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高い完成度を誇るナインゲートの「ヤマハYZF-R25」。往年のレースシーンに熱狂した、“いい大人”だからこそできるバイクの楽しみ方といえるだろう。
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