ただのパイクカーかと思ったら!?

5位:WLTPでMT車の燃費逆擬装が発覚!?
まるで「MT車イジメ」としか思えない、低速ギアで意味なく高回転まで引っ張るというテスト規定のあったJC08モードに対して、そうした理不尽な縛りが撤廃されたのが、新たな燃費表示方法であるWLTPモード。というわけで、例えば最新の「カローラ スポーツ」のMT仕様では、JC08よりもWLTP表示の方が数値が優秀といった、AT仕様ではあり得ない状況も。絶滅危惧種にひと筋の光明か!?

4位:夢のフィオラノを初ドライブ
フェラーリの本拠地マラネロに、お忍び(?)で単独初参上。『カーグラフィックTV』で見るだけだと思っていたフィオラノサーキットを、「488ピスタ」で走れて大興奮(笑)。

3位:バーチャルアウターミラーを初体験
11月中旬に「レクサスES」、同下旬に「アウディe-tron」と、世界でいち早くバーチャルアウターミラーを装着したモデルを、連続して体験。しかし、いずれにも共通していたのは「距離感と速度差がつかみづらい」という問題点だった。特に、片側3車線以上ある道路の場合、映し出された後方車両が、隣の車線にいるのか、そのまた隣の車線にいるのかは識別困難。「白黒の『クラウン』が映ったら赤枠で囲まれる」とか、「白いオートバイが映ったら警告音が出る」とかの付加価値(?)がなければ、現状で大枚をはたくのは時期尚早!

2位:「ボルボの連続受賞にビックリ」の声にビックリ
これはきっと「取れる」でしょう……と、初試乗の際にそう直感した「ボルボXC40」が、見事に日本カー・オブ・ザ・イヤーの本賞を受賞。しかし、自身では当然と予想していた結果に、「2年連続はビックリ」といった声が多数あったことに驚いた。いやいや、今年は「他になかった」気がするし、そもそも「前年とは違うブランドを優先する」なんて“忖度(そんたく)”は要らないと思うけれど。

1位:アルピーヌA110の仕上がりに仰天
しょせん「ノスタルジー頼みのパイクカーでしょ」なんて予想をしたら、2018年の乗ってビックリ大賞だったのが「アルピーヌA110」。“軽さ命”で作られたボディーはまさに「着る感じ」の原動力だし、自由自在なハンドリング感覚もゴキゲンそのもの。どこにでも乗りつける気になれるコンパクトなサイズも、ボディーが肥大化して行く今の時代にあっては称賛もの。規模ともうけでは勝るという、“パートナー”の日産に、こんなクルマをつくれる日はいつかやってくるのか!?

……というわけで、今年の10大ニュースも妄言多謝!

(文=河村康彦/写真=トヨタ自動車、日産自動車、ポルシェ、ジャガー・ランドローバー、郡大二郎、フェラーリ、webCG/編集=藤沢 勝)

レブマッチ機能付きマニュアルトランスミッション「iMT」を搭載した「カローラ スポーツ」の燃費値は、JC08モードが15.4km/リッターで、WLTPモードが15.8km/リッター。
レブマッチ機能付きマニュアルトランスミッション「iMT」を搭載した「カローラ スポーツ」の燃費値は、JC08モードが15.4km/リッターで、WLTPモードが15.8km/リッター。拡大
フェラーリの本拠地フィオラノサーキットには、お忍び(?)で初参上。
フェラーリの本拠地フィオラノサーキットには、お忍び(?)で初参上。拡大
新機軸のデジタルアウターミラーも体験したが、まだ万全とはいえない仕上がりだった。
新機軸のデジタルアウターミラーも体験したが、まだ万全とはいえない仕上がりだった。拡大
試乗した時点でボルボの日本カー・オブ・ザ・イヤー連覇を予感させた「XC40」。
試乗した時点でボルボの日本カー・オブ・ザ・イヤー連覇を予感させた「XC40」。拡大
新生「アルピーヌA110」は、ただのパイクカーだとばかり思っていたら、そのすばらしい仕上がりに仰天することに。
新生「アルピーヌA110」は、ただのパイクカーだとばかり思っていたら、そのすばらしい仕上がりに仰天することに。拡大
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