あなたはどのタイプ?

ところでD:5の顔つきについては発売前から散々話題になって、発売日にはもう沈静化した気配さえ感じるので、いまさら多くを語るのは避けたいが、ここまで話題になった時点で大成功といえるのではないだろうか。話題にならずにスルーされるよりよほどいい。

細分化すればキリがないが、あの顔つきを見た人のスタンスは以下のパターンに分類できるのではないか。

  • A:本心からナシと思う人
  • B:本心ではアリと思うが、立場や自らの過去の発言との整合性からそう言えない人
  • C:本心からナシと思うが、世間のアリが意外に多くアリと思いはじめた人
  • D:本心ではナシと思うが、ここはひとつイチかバチかアリと言ってみることにした人
  • E:本心からアリと思う人

ちなみに私はEだ。いや正確に言えば当初Dだったが、途中でEに変わった。SNSでEだと発信し続けたことでわずかでもCを増やせたとしたら光栄だ。Aの人は『webCG』の読み過ぎ(正統派クルマ好き過ぎ)。ある時期の私ならBだったかもしれないが、今思えばあの頃は少々窮屈だった。

ともあれ、市販車デザインの成否のひとつの尺度がヒットするかどうかだとしたら、まだ答えは出ていない。2月頭の取材時点で4000台以上を受注したそうだから幸先はいいようだ。売れれば成功だが、それによって定着するブランドイメージが将来(の路線変更などの際に)邪魔になる可能性もある。今回、三菱がバットをフルスイングしたことをたたえたい。私にたたえられても仕方のないことだが。蛇足ながら、すでに出回っている(スパイショット!?)、三菱の新型軽自動車の顔つきもこのまんまだった。未確認情報なのでまだ感想を述べるのを控えたい。

(文=塩見 智/写真=三菱自動車/編集=藤沢 勝)

4WDシステム「AWC」には、新たにヨーレイトフィードバック制御が加えられており、センサーが車両の旋回運動から判断し、電子制御カップリングを作動。アンダーステアを抑制する。
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ボディーのスリーアングルは、アプローチアングルが21度、ディパーチャーアングルが23度、ランプブレークオーバーアングルが16.5度。
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尿素水溶液によって窒素酸化物を浄化する尿素SCRシステムをリアのフロア下に搭載するため、従来荷室の下につり下げられていたスペアタイヤが廃されている。
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賛否両論のあるフロントマスクだが、話題にならずにスルーされるよりはずっといい。ちなみに筆者は大好き!
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