第557回:「AMG GT 4ドアクーペ」日本デビュー
AMGはヒーローのようなクルマをつくる

2019.02.26 エディターから一言
世界初となるAMG専売店「AMG東京世田谷」で発表された「AMG GT 4ドアクーペ」。
世界初となるAMG専売店「AMG東京世田谷」で発表された「AMG GT 4ドアクーペ」。拡大

メルセデス・ベンツ日本が、世界初のAMG専売店「AMG東京世田谷」で発表した「AMG GT 4ドアクーペ」。このローンチイベントに出席したメルセデスAMG社の商品企画統括サイモン・トムス氏に同車開発の背景を聞いた。

 
日本のデビューイベントで「AMG GT 4ドアクーペ」の特徴などを紹介した、メルセデスAMG社の商品企画統括サイモン・トムス氏。
日本のデビューイベントで「AMG GT 4ドアクーペ」の特徴などを紹介した、メルセデスAMG社の商品企画統括サイモン・トムス氏。拡大
「AMG GT63 S 4MATIC+」は0-100km/h加速3.2秒、最高速度は315km/hという実力の持ち主。最高出力639ps、最大トルク900Nmの「M177」と呼ばれる4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは9段ATの「AMGスピードシフトMCT」が組み合わされる。
「AMG GT63 S 4MATIC+」は0-100km/h加速3.2秒、最高速度は315km/hという実力の持ち主。最高出力639ps、最大トルク900Nmの「M177」と呼ばれる4リッターV8ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは9段ATの「AMGスピードシフトMCT」が組み合わされる。拡大
ひとりが1基のエンジンの組み立てをゼロから完成まで担当する“ワンマン・ワンエンジン”と呼ばれるAMGの伝統的な作業によって「M177」エンジンは作られている。
ひとりが1基のエンジンの組み立てをゼロから完成まで担当する“ワンマン・ワンエンジン”と呼ばれるAMGの伝統的な作業によって「M177」エンジンは作られている。拡大

AMG独自モデル初の4ドア

2018年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたメルセデスAMG GT 4ドアクーペは、AMG独自開発モデルで初となる4ドア車。2ドアクーペとして登場した「AMG GT」と、そのオープンカー版「AMG GTロードスター」に続く、現行GTシリーズの第3弾である。

車両詳細は、発表時のリポートに明るいので割愛するが、4枚のドアを持つボディーとその全長が5mを超える堂々たるサイズ、そして大きく開くテールゲートを採用したファストバックのアピアランスは、これまでのAMGにはないキャラクターだといえる。このモデルの開発経緯を「AMG東京世田谷」で行われたAMG GT 4ドアクーペの日本発表イベントに出席した、メルセデスAMGの商品企画統括サイモン・トムス氏に直接尋ねることができた。

「開発の目的はシンプルです。大人4人が快適に移動できる、実用性にも富んだスポーツカーを提案したかった、ということです。もちろん4ドアスポーツカーとして、先行するライバルがいることも承知しています。私たちは、『ポルシェ・パナメーラ』『マセラティ・クアトロポルテ』などが、ライバルになると考えています。ただ、そうしたモデルを意識して開発を行ったのではありません。AMGとして(ふさわしいパフォーマンスを持ちながら)快適に移動できる空間を持つ、4ドアのスポーツカーを開発するということが目的でした。どの4ドアスポーツカーを選ぶのかはカスタマー次第で、皆さんそれぞれが嗜好(しこう)にフィットするものを選ぶでしょう。ただ、想定されるライバルよりもAMG GT 4ドアクーペのほうが魅力的であるということは間違いありません」

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • メルセデスAMG GT 4ドアクーペ 2018.3.8 画像・写真 独ダイムラーが、ジュネーブショーで「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」を発表。メルセデスAMG独自の4ドアクーペで435hpの直6ターボから639 hpのV8ターボまで、3種類のエンジンがラインナップされている。詳細な姿を写真で紹介する。
  • メルセデスAMG GT63 S 4MATIC+/AMG GT53 4MATIC+【試乗記】 2019.4.20 試乗記 メルセデスAMGが独自に開発した“4ドアのスポーツカー”「AMG GT 4ドアクーペ」。デザインから走行性能、快適性にまでこだわりぬいたという欲張りな高性能モデルに、サーキットで試乗した。
  • 「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が日本で正式デビュー 2019.2.14 自動車ニュース メルセデス・ベンツ日本は2019年2月14日、世界初のAMG専売ディーラーとして2017年に誕生した「AMG東京世田谷」において、ハイパフォーマンス4ドアスポーツカー「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」を発表し、同日に受注を開始した。
  • メルセデス・ベンツCクラス【試乗記】 2018.10.6 試乗記 精神的支柱は「Sクラス」かもしれないが、メルセデス・ベンツの販売の柱といえば「Cクラス」をおいてないはずだ。そのCクラスがマイナーチェンジを受けた。電動化モデルも投入された改良型の出来栄えを、雨の軽井沢で試す。
  • メルセデス・ベンツCLA250 4MATIC(4WD/7AT)/CLA220d(FF/8AT)【海外試乗記】 2019.5.10 試乗記 2013年のデビュー以来、コンパクトな4ドアモデルとして人気を集めてきたメルセデス・ベンツの「CLAクーペ」。2代目となる新型は、基幹車種「Cクラス」の存在をおびやかすほどの完成度を見せてくれた。
ホームへ戻る