ドイツ車にはないものを感じてほしい

――都市型SUV用の、または高性能セダンの付加価値としての四輪駆動システムについて、どうお考えですか?

アンパラト:今年2019年の終わりまでに、四輪駆動のクルマを出す予定です。具体的には、「308プラグインハイブリッド」に、e-AWDを搭載します。CO2の排出を抑えられる燃費のいいクルマです。1年後には、508のPHVバージョンが加わり、これも駆動方式にe-AWDを採用します。現在はクルマの電動化、EVへの移行が進行中で、歴史的にも大きな変動期です。プジョーにとって素晴らしい時期だと、ポジティブに捉えています。

――内外ともデザインは個性的です。では、ドライブフィールに「プジョーらしさ」はありますか? 最近のフランス車は、ドイツ車のドライブフィールに近づいているように感じられますが?

アンパラト:ドイツのブランドと比べられるのは、恥ずかしいことではありません。プジョーは「ラテン系のドイツ車」と言っていいのではないでしょうか。冗談ですがね。

ぜひ508を試乗してみてください。(フォルクスワーゲンの)「パサート」にも乗ってみてください。できたら都市部ではなく、山岳路がいい。ハンドリング、アイコックピットのダイレクトビジョン。ドイツ車には感じられないものがあるはずです。小径のステアリングホイールが、また違いを生み出している。ダイレクトなロードハンドリングは、プジョーのDNAなのです。

新型「508」は、足まわりに電子制御エアサスペンションを採用。しなやかな乗り心地を実現したという。(写真=プジョー・シトロエン・ジャポン)
新型「508」は、足まわりに電子制御エアサスペンションを採用。しなやかな乗り心地を実現したという。(写真=プジョー・シトロエン・ジャポン)拡大
「508GTライン」のシート。独特なパターンのステッチが個性を主張する。
「508GTライン」のシート。独特なパターンのステッチが個性を主張する。拡大
1.6リッターの直4ガソリンターボエンジンは、最高出力180ps、最大トルク250Nmを発生する。
1.6リッターの直4ガソリンターボエンジンは、最高出力180ps、最大トルク250Nmを発生する。拡大
「実際に運転してみれば、ドイツ車とは違ったプジョーならではの走りのよさがわかるはず」とアンパラト氏。
「実際に運転してみれば、ドイツ車とは違ったプジョーならではの走りのよさがわかるはず」とアンパラト氏。拡大
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • プジョー508GTライン(FF/8AT)【試乗記】 2019.6.27 試乗記 伝統的なセダンスタイルを捨て、プジョーが新型「508」で世に問うたのはアグレッシブな4ドアクーペだ。そのスタイリングを楽しむとともに、最新の8段ATやADAS、プジョー初となる電子制御アクティブサスペンションなどの出来栄えを確かめた。
  • プジョー508GTライン(FF/8AT)/508GT BlueHDi(FF/8AT)【試乗記】 2019.4.22 試乗記 セダンからハッチバックへと、車型を変えつつフルモデルチェンジした「プジョー508」。「サルーンの概念のすべてを変える」という2代目の仕上がりを、ガソリン車とディーゼル車に試乗して確かめた。
  • プジョー508SW GT BlueHDi(FF/8AT)【試乗記】 2020.1.13 試乗記 欧州Dセグメントに属する、プジョーの最新ステーションワゴン「508SW」。グループPSAの新しいフラッグシップモデルは、快適な乗り心地と限界性能の高さを両立する、今日におけるフランス車の完成形ともいうべきクルマに仕上がっていた。
  • プジョー508 2018.2.22 画像・写真 仏プジョーは2018年2月22日、フラッグシップセダン「508」の新型を第88回ジュネーブモーターショー(開催期間:3月6日~18日)で公開すると発表した。その姿を画像で紹介する。
  • プジョー508GT BlueHDi(FF/8AT)【試乗記】 2019.6.14 試乗記 端正なセダンフォルムから一転、最新の「プジョー508」はアグレッシブなクーペスタイルのDセグモデルへと変貌を遂げた。プジョーは「セダンの概念を革新する」と声高らかに宣言するが、果たしてその実力は? ディーゼルモデルの走りを確かめてみた。
ホームへ戻る