定期的なモデルチェンジが支える魅力

では、いったいなぜ販売ランキングの上位に軽自動車が並ぶこととなったのか。その理由は、やはり製品としての魅力にあるといえるだろう。考えてみれば当然だ。登録車の最上位であるノートの現行型デビューは2012年、アクアは2011年、プリウスでも2015年である。マイナーチェンジや新グレードの追加などが行われているが、正直、フレッシュさはない。ある意味、そんなに古いモデルなのにいまだに売れ続けている事実に恐れ入るほどだ。

一方、軽自動車の現行型のデビューはいつかといえば、「N-BOX」と「スペーシア」が2017年、ムーヴは2014年(「ムーヴ キャンバス」が2016年)、ミラは「ミラ イース」が2017年、「ミラ トコット」が2018年、「ワゴンR」が2017年と、ほとんどのモデルが発売されて1~2年しかたっていない。ちなみに、2013年登場のデイズは今年になってフルモデルチェンジを受けている。

フルモデルチェンジのタイミングがどんどん伸びている登録車に対し、定期的に新型へと代替わりする軽自動車。どちらが魅力的かといえば、当然、フレッシュさを維持できる軽自動車のほうである。また、こうした要因は市場のニーズに素早くこたえるという意味でも有利で、注目度の高い自動緊急ブレーキやアクセルの踏み間違い防止機能といった運転支援システムを軽自動車が積極的に採用できたのも、定期的なフルモデルチェンジがあればこそといえる。

年間販売6位と、登録車では最上位に入った「日産ノート」。現行型のデビューは2012年と、今年で“7年選手”。ちなみに、初代のモデルライフは7年8カ月だった。
年間販売6位と、登録車では最上位に入った「日産ノート」。現行型のデビューは2012年と、今年で“7年選手”。ちなみに、初代のモデルライフは7年8カ月だった。拡大
2013年6月に登場した「日産デイズ」(左上)は、2019年3月に新型(右下)にモデルチェンジしている。
2013年6月に登場した「日産デイズ」(左上)は、2019年3月に新型(右下)にモデルチェンジしている。拡大
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