バイパーはやっぱり走ってナンボ

かようにしょうもない反省から人生哲学の発見まで、バイパーに乗っていると、ホントに日々此勉強である。このあいだは久々にAUTO-Xに参加して、またいろいろと勉強になった。

前にも話したことはあろうが、AUTO-Xとはパイロンでできた特設コースでタイムを競う、走行会のことである。とはいえ、当方のタイムについては今回は不問でお願いしたい。ひとつだけ言わせてもらうと、羽生結弦ばりの大回転を決めてやりましたわ。タイムアタックの最中に。

いや、聞いてください。言い訳させてください。タイヤが全然温まらんかったのですよ、今回は。グリップがない状態ではバイパーがどんなきかん坊か、思い出させられたわ。それと、普段自分がどれだけSタイヤ(トーヨーの「R888R」ね)のグリップの世話になってるのかも。タイヤというものが温度によってこれほど性能が変わるとは。次はぜひ、出走前にタイヤを温めるよう工夫したい。もっとも、あんまり凝りすぎると肩ひじ張らずに遊べなくなるので、サジ加減がムズカシイんだけどね。

それにしても、AUTO-Xに参加すると毎回アメ車乗り、バイパー乗りが増えていてうれしくなる。いつも新しい参加者を見かけるのだ。それも(イベントの趣旨からしたらあたりまえだが)走るのに前向きな、ガチな方々を。

今回トップタイムを記録した御仁など、貴重な正規モノの“クライスラー・バイパー”に自前でGTウイングをくっつけて、フロントカウルはワンオフでワイド化。タイヤは前がナンカンのSタイヤで、後ろがミッキートンプソンのドラッグ用である。見ただけでテンションダダ上がりである。こういうのはいい、実にいい。自分にはそこまでやる思い切りもかい性もないから、なおのこと、ホントにそう思う。

こういう話をすると、「改造なんてけしからん!」っていうピューリタンがいるが、記者はカスタム容認派なのでご容赦くだされ。そもそも、われらが愛機はダッジ・バイパーだぜ? フェラーリやアストンじゃないんですのよ。

過日のAUTO-Xにて。豪快な走りを見せるツインターボ仕様の「バイパー」。パイロンで仕立てた狭い特設コースより、富士の本コースとか、ドラッグレースの競技場とかが似合いそうな雰囲気である。
過日のAUTO-Xにて。豪快な走りを見せるツインターボ仕様の「バイパー」。パイロンで仕立てた狭い特設コースより、富士の本コースとか、ドラッグレースの競技場とかが似合いそうな雰囲気である。拡大
出走へ向け列をなす「バイパー」軍団の図。参加車両が増えるのは単純にうれしい。この調子で、アメ車でスポーツ走行を楽しむ人がどんどん増えればいいのにと思う。
出走へ向け列をなす「バイパー」軍団の図。参加車両が増えるのは単純にうれしい。この調子で、アメ車でスポーツ走行を楽しむ人がどんどん増えればいいのにと思う。拡大
今回のAUTO-Xでトップタイムを記録したのがこちらの「バイパーGTS」。当時のクライスラー日本法人が正規導入していた、数少ない“クライスラー・バイパー”である。
今回のAUTO-Xでトップタイムを記録したのがこちらの「バイパーGTS」。当時のクライスラー日本法人が正規導入していた、数少ない“クライスラー・バイパー”である。拡大
男らしさ全開のトレッドパターン(?)が目を引く、ナンカンのSタイヤ。オーナー氏いわく、熱持ちがよくグリップ力も強いのだが、「雨が降ったら即アウトです」とのこと。Sタイヤの中でも、“ご利用は計画的に”系のアイテムのようだ。
男らしさ全開のトレッドパターン(?)が目を引く、ナンカンのSタイヤ。オーナー氏いわく、熱持ちがよくグリップ力も強いのだが、「雨が降ったら即アウトです」とのこと。Sタイヤの中でも、“ご利用は計画的に”系のアイテムのようだ。拡大
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