笹目通りでついに立ち往生

あと、勉強といえばやっぱりトラブルの類いだろう。人の不幸は蜜の味ともいうし、読者諸兄姉もそろそろ聞きたかったのではあるまいか? 期待に応えられて、記者はうれしい限りだ。

今までも、ドアが開かなくなったり、燃調がおかしくなったり、ヘッドランプがつかなくなったりいろいろあったが、今回はついに止まった。そう、立ち往生である。「ローバー・ミニ」では年がら年中だったが、バイパーではこれが初のことだ。

練馬ICを出て、谷原の交差点を荻窪の方へ曲がった時である。気づいたらオルタネーターと水温のチェックランプがついていて、で、いきなり“ずしっ”とステアリングが重くなった。パワステが利かなくなったのだ。補機ベルトが逝ったかと思ってエンジンルームを見たのだが、どうもベルトはかかってるっぽい。とにかくエンジンは回るので、邪魔にならないところまで移動することにした。すると、案外しれっと走るのだ。パワステが利かないだけで。

……ここで調子に乗るのが記者の悪いクセで、「とにかくバッテリーが持つ限り自宅のそばまで行ってやろう」と考えた(読者諸兄姉の皆さま、ゼッタイにマネしないでください!)。結局、けなげなバイパーは武蔵野市役所の裏通りまで粘ってくれた。距離にして8km、自宅まであと1kmというところである。いやはや、たいしたもんである。やっぱりアメ車は打たれ強いねえ。

外環自動車道の新倉パーキングエリアにて休憩中の「バイパー」。同PAは、2018年12月までリニューアル工事のために閉鎖されていた。新装開店後に訪れたのは、今回が初である。
外環自動車道の新倉パーキングエリアにて休憩中の「バイパー」。同PAは、2018年12月までリニューアル工事のために閉鎖されていた。新装開店後に訪れたのは、今回が初である。拡大
武蔵野市役所の駐車場を背景に、積載車に積まれる「バイパー」の図。今までにこうした光景をどれほど写真に収めてきたことか。やれやれ……。
武蔵野市役所の駐車場を背景に、積載車に積まれる「バイパー」の図。今までにこうした光景をどれほど写真に収めてきたことか。やれやれ……。拡大
後日、コレクションズ本多氏より送られてきたエンジンルーム内の写真。ベルト、完全に外れとるやんけ! おかしいなあ、自分で見たときは、かかっているように見えたんだけど……。ちなみに、奥の方に、今回のトラブルの原因となったテンションプーリー(だったもの)が写っている。
後日、コレクションズ本多氏より送られてきたエンジンルーム内の写真。ベルト、完全に外れとるやんけ! おかしいなあ、自分で見たときは、かかっているように見えたんだけど……。ちなみに、奥の方に、今回のトラブルの原因となったテンションプーリー(だったもの)が写っている。拡大
あなたにおすすめの記事
新着記事