修理している時間の方が、長くない?

……いやいや。「たいしたもんだねえ」とか言ってる場合ではない。

お察しの通り、後日、主治医の本多さん(コレクションズの本多さんのこと。この連載でもちょくちょく出ていたでしょう?)にはコッテリ怒られた。「異常が出たら動かさないでって、いつも言ってるでしょ!」。返す言葉もございません。下手すればオーバーヒートしていたわけだし、実際、振り切れはしなかったものの、水温計もいい温度を指していたのだ。

おかげさまで、ここ最近はお出かけのたびにオイルの乳化をチェックする日々だ。もしオイルがコーヒー牛乳みたいになっていたら……いや、その場合のことは考えたくないな。つくづく、「あわよくば家まで帰って、都合のいいときにお店に電話すりゃいいや」なんて考えるものではない。結局、こうして気苦労が増えるだけなのだから。

ちなみに、今回のトラブルの原因はテンションプーリーの破損だった。破損というか、見事に砕け散っていた。自分がエンジンルームをのぞいたときはたぶん、ベルトはどうにか“引っかかってた”だけだったのだろう。

これが、この1月~5月にバイパーに起きたあれやこれやの顛末である。なんだか脈絡のない話になってしまい申し訳ない。記者のトークは常に脱線する。脱線するのが平常運航である。何の話をしたかったかというと、要するに、記者もバイパーも“いつも通り”ということだ。そしていつも通りに、今もバイパーは入院していたりする。プーリー交換から戻ってきたかと思ったら、また入院と相成ったのだ。

もっとも、今回はウィンドウモールディングがドアに入り込んだだけなのだが。……いや、皆までおっしゃいますな。“今回は”なんて言葉が出てくる段階でもう「どうかと思うヨ」ということでしょう? 仕方ないのよ。そういうクルマなんだから。

この程度のガマン、令和の御世(みよ)にリッター5kmも走れないマッスルカーに乗るための免罪符だと思えば、屁でもないわ。ガマンできないのは唯一、やっぱり、自動車税の税額だけ。そんなわけで記者は、今年もやってくるであろう納税通知書に戦々恐々としながら、武蔵野で日々を送っているのである。

(文と写真=webCGほった)

いつもメンテナンスでお世話になっているコレクションズにて、当時モノの貴重なカタログを発見! ワタクシのバイパーのカラーリングって、純正だったのね。ブラックにシルバーのストライプなんて見かけないから、てっきりリペイントされたものだと思ってました。
いつもメンテナンスでお世話になっているコレクションズにて、当時モノの貴重なカタログを発見! ワタクシのバイパーのカラーリングって、純正だったのね。ブラックにシルバーのストライプなんて見かけないから、てっきりリペイントされたものだと思ってました。拡大
壊れたテンションプーリー(左)と、通常状態のテンションプーリー(右)の比較。
壊れたテンションプーリー(左)と、通常状態のテンションプーリー(右)の比較。拡大
壊れたテンションプーリーのどアップ。ご覧の通り、残っているのは軸受けと縁の部分だけで、残りはすっかり砕け散っている。有識者いわく「ベアリングが固着しちゃったんじゃないの?」とのことだが……。
壊れたテンションプーリーのどアップ。ご覧の通り、残っているのは軸受けと縁の部分だけで、残りはすっかり砕け散っている。有識者いわく「ベアリングが固着しちゃったんじゃないの?」とのことだが……。拡大
2019年5月4日現在、わが「バイパー」はウィンドウモールディングの脱落により入院中。ついでに、電気の通っていないシガーソケットや、依然としてガス漏れするエアコンも診てもらっているところである。
2019年5月4日現在、わが「バイパー」はウィンドウモールディングの脱落により入院中。ついでに、電気の通っていないシガーソケットや、依然としてガス漏れするエアコンも診てもらっているところである。拡大
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