今や25パターン、95タイプを販売

現在のラインナップは、最新のMXV3-Aを含めて25パターン、95タイプ。基本的には、日本もフランス本国と同じ品ぞろえだそうだ。

「ラインナップがどんどん増えていて、今後もさらに増える予定です。これだけ幅広いラインナップを持つメーカーは珍しいのではないでしょうか」

確かにラインナップの豊富さには驚かされるが、取り組みの早さもまた驚きである。鈴木さんいわく、日本でも1980年代からクラシックタイヤを販売していたというのだ。

「当時は、通常のカタログにいくつか掲載していた程度でした。いまのようにクラシックタイヤ専用のカタログをつくるようになったのは2012年からです」

そのころに、クラシックタイヤの扱いがモータースポーツの部署に移管されたのだという。

「一般のタイヤとはお客さまの要望が違います。趣味性、嗜好(しこう)性が高く、専門的な知識も必要です。そこで、世界的にモータースポーツの部署で取り扱うことになりました」

1970年代のスーパーカーやハイパフォーマンスカーに純正装着されたラジアルタイヤ「XWX」。一部のサイズを除き、最高速度はWレンジ(270km/h)とされていた。
1970年代のスーパーカーやハイパフォーマンスカーに純正装着されたラジアルタイヤ「XWX」。一部のサイズを除き、最高速度はWレンジ(270km/h)とされていた。拡大
クラシックタイヤ用のカタログ。左上の「MICHELIN」のロゴに注目。今日では使われていない、古いロゴを使用しているのだ。
クラシックタイヤ用のカタログ。左上の「MICHELIN」のロゴに注目。今日では使われていない、古いロゴを使用しているのだ。拡大
パワーポイントで「MXV3-A」のターゲット車種を紹介する鈴木さん。「アルファ・ロメオ75」に「アウディ・クワトロ」「シトロエンBX」、日本車では「いすゞ・ピアッツァ」「日産パルサー」と、懐かしい車名が並び、大いに盛り上がった。
パワーポイントで「MXV3-A」のターゲット車種を紹介する鈴木さん。「アルファ・ロメオ75」に「アウディ・クワトロ」「シトロエンBX」、日本車では「いすゞ・ピアッツァ」「日産パルサー」と、懐かしい車名が並び、大いに盛り上がった。拡大
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