8代目「シボレー・コルベット」が登場 ミドシップの駆動レイアウトを初採用

2019.07.19 自動車ニュース
新型「シボレー・コルベット ステイングレイ」とゼネラルモーターズのマーク・ロイス社長。
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米ゼネラルモーターズ(GM)は2019年7月18日(現地時間)、新型「シボレー・コルベット スティングレイ」を、米カリフォルニア州オレンジカウンティーのタスティンで世界初公開した。

 
8代目「シボレー・コルベット」が登場 ミドシップの駆動レイアウトを初採用の画像拡大
 
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エグゼクティブチーフエンジニアのタッジ・ジェクター氏。発表会において新型「コルベット」を「ロードゴーイングプライベートジェット」と表した。
エグゼクティブチーフエンジニアのタッジ・ジェクター氏。発表会において新型「コルベット」を「ロードゴーイングプライベートジェット」と表した。拡大
 
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大排気量のV8 OHVを車体中央に搭載

シボレー・コルベットは、1953年に誕生したGMのスポーツカーで、このカテゴリーのクルマとしては、同一の車名を今日に受け継ぐ世界最古のモデルとなっている。

8代目となる今回の新型は、初代から受け継がれてきたFRから、エンジンをキャビン後方に搭載するMRに駆動レイアウトを変更。コルベットのミドシップ化に関しては過去にもたびたび検討されてきたが、この8代目が実際にミドシップ化された初のモデルとなった。

当然のことながら、シャシーとボディーは従来モデルから全面刷新されている。「F22」や「F35」などの戦闘機、あるいは現代のレーシングカーをモチーフにしたというキャビンフォワードなボディーは、全長×全幅×全高=4630×1934×1234mm、ホイールベース=2722mmというサイズ。車両骨格は軽量・高剛性のアルミダイカスト製で、複合素材を用いたボディーにより、車両重量は1530kg(乾燥重量)に軽減されている。またサスペンションは前後ともにダブルウイッシュボーン式で、コイルオーバーダンパーを採用。電子制御されるとともに、ミドシップ化で短くストレートな構造となったステアリング機構とも相まって、ドライバーの入力に即座に反応するシャシーが出来上がったという。

一方、厚さ3.2mmという軽量ガラスパネルの下に搭載されるエンジンについては、GMの伝統であるスモールブロックの6.2リッターV8 OHV 16バルブを継承。ただしユニット名は「LT2」となり、オイルシステムがドライサンプ式に変更されたほか、アウトプットも最高出力が495hp/6450rpmに、最大トルクが637Nm/5150rpmに高められている。これに組み合わされるトランスミッションはトレメック製のデュアルクラッチ式8段ATで、シフトセレクターは完全に電動化された。

このパワートレインにより、新型コルベットは0-60mph(96km/h)加速が3秒以下という加速性能を実現(Z51パッケージ装着車)。パッケージングの最適化により、旋回性能も大幅に向上しているという。

一方で、ミドシップのスーパースポーツでありながら実用性にも配慮がなされており、車両の前後には合計で357リッターの容量を持つ2つのトランクを配置。乗員2人分の旅行の荷物や、ゴルフバッグ、あるは取り外したルーフパネルなどを収納できるという。

この新型コルベットについて、GMのマーク・ロイス社長は発表会において「スタート価格は6万ドル以下となる」と説明。米ケンタッキー州ボーリンググリーン工場での生産開始は2019年下旬の予定で、コルベット史上初の右ハンドル車も生産され、日本に導入されるという。

(webCG)

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