トヨタ、まさかの表彰台独占

これで終わりじゃありません。なんとこのドイチュラント、トヨタがワン・ツー・スリーと表彰台を独占したんです! 冒頭で書いた通り、ボクが行くとトヨタがやたら勝つんですが、ここまで来ると「オレ、神がかってるやろ!」と思ってしまいます。

ラリーは序盤からぶっ飛ばすタナックを、ヒュンダイのティエリー・ヌービルが猛追する展開。地元ベルギーから近いこともあって、大応援団が駆けつけたヌービル。かたやタナックにも、毎戦エストニアから駆けつける、やたらとおっさん率の高い大応援団がいます。サポーターの見た目的には、女性やお子さまも多いヌービルの圧勝ですが、勢いだけはタナック応援団の勝ち。ヌービル応援団がスマートな雰囲気のベイスターズファンだとしたら、タナックのそれは近鉄時代のバファローズファンといった様相です。

そんな、かつての野武士軍団をほうふつとさせるタナック応援団の呪い……じゃなかった野太い声援がプレッシャーとなったかは知らんけど、軍事施設内の戦車が走る道を使ったこのラリー最長のステージで、ヌービルがまさかのパンクで戦線離脱、勝負あり。セッティングに苦しんだシトロエンのセバスチャン・オジェもパンクで順位を大きく落とし、トヨタの3台に食らいついていたヒュンダイのダニエル・ソルドも、ミッショントラブルを抱えてしまいました。

迎えた最終日、もはや攻める必要のないタナックはペースをセーブしてそのまま優勝。2位にはトヨタに加入以来、これが初の表彰台となったミークが入り、フィンランドに続いてラトバラも3位で表彰台に立ちました。

エストニアから毎戦毎戦駆けつけるタナック応援団の皆さまに囲まれる、オイット・タナックとコドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤ。それにしてもおっさん率の高いことよ。
エストニアから毎戦毎戦駆けつけるタナック応援団の皆さまに囲まれる、オイット・タナックとコドライバーのマルティン・ヤルヴェオヤ。それにしてもおっさん率の高いことよ。拡大
タナックに次ぐ2位と、トヨタに加入後初めてのポディウムを獲得したクリス・ミーク。
タナックに次ぐ2位と、トヨタに加入後初めてのポディウムを獲得したクリス・ミーク。拡大
浮き沈みが激しいヤリ=マティ・ラトバラだけど、ドイツでは前戦フィンランドに続いてポディウムに立った。
浮き沈みが激しいヤリ=マティ・ラトバラだけど、ドイツでは前戦フィンランドに続いてポディウムに立った。拡大
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