スニークプレビューで見たタイカン

ワールドプレミアに際し、福州市内のホテルに前泊した日本からの取材陣は、4日当日の朝、ホテル内に特別に設(しつら)えられた、厳重に秘匿された部屋でタイカンとの初対面を果たした。そこでは紺色の「ターボ」をもとに、チーフエクステリアデザイナーのペーター・ヴァルガ氏の解説によるスニークプレビューが行われた。

ボンネットよりも高い位置に峰のあるフェンダーや「911」を彷彿(ほうふつ)とさせるサイドウィンドウグラフィック、そして最新の992型911などと同じく水平に一直線に伸びたリアランプなどからは、一目でポルシェのDNAを見て取れる。ヘッドライトは、911とも「パナメーラ」や「カイエン」などとも違う、ポルシェの新しい顔といえるものだ。ヴァルガ氏も2015年に登場したコンセプトカー「ミッションE」のデザインを市販車に再現することに腐心したと話す。ヘッドライトの端から下に伸びたラインは空気を取り込むスリットになっており、空力性能や冷却性能を高めるという。

真っ白な空間に置かれたタイカンは、ボンネットが低く、キャビンもコンパクトで意外に小さく見えた。実際のところのボディーサイズは全長×全幅×全高=4963×1966×1378mmと、パナメーラより小型とはいえ決して小さくはないが、引き締まった筋肉質な印象を受けた。

スニークプレビューに供された「タイカン ターボ」。ヘッドランプの端から下に伸びるラインはスリットになっている。
スニークプレビューに供された「タイカン ターボ」。ヘッドランプの端から下に伸びるラインはスリットになっている。拡大
最新の「911」と同様に、リアのランプは左右が一直線につながったデザインとなっている。
最新の「911」と同様に、リアのランプは左右が一直線につながったデザインとなっている。拡大
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