賛否両論のデザイン

おそらくカーマニアは、ほとんどの人が否定的だろう。カーマニアは基本的に保守的。美意識が出来上がってしまっているので、違和感を生む新しい造形を拒絶する傾向が強い。試しに周囲のカーマニア数人に聞いてみましたが、ほぼ全否定でした。

でも、一般人は違うんじゃないか。「アルファード」や「C-HR」、「デリカD:5」のデザインは即座に受け入れられてヒットした。一般人のほうが新しい自動車デザインに対する間口が断然広いのだ! よし、一般人に聞いてみよう! 結果は……。

好き:6名
嫌い:12名

ダブルスコアで「嫌い」の勝利に終わりました。ガックリ。

でも、アンケートの中身を見て、私は逆にコンセプト4の勝利を確信した。では、「好き」と答えた6名さまの回答をどうぞ!

「カッコいい! 仮面ライダーみたい!」(28歳女性)

仮面ライダー……。キドニーグリルは仮面ライダーの目なんでしょうか? つーか、仮面ライダーってカッコいいんスか? バッタですが。新鮮なご意見であります!

「これBMWでしょ? かっこいいっちゃかっこいいけど。うーーん、すごいね」(小4男性・カーマニアの息子さん)

カッコいいけどすごい。「すごい」という言葉は、「こんなの見たことない」という感嘆そのものでしょう。つまり絶賛。

「大好き! カッコイイ!」(絵を描くのが大好きな小3男性。フェラーリやアルファ・ロメオが好き)

このコは完全に魂を奪われたもよう。手放しの絶賛であります。

トヨタ・アルファード
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トヨタC-HR
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三菱デリカD:5
三菱デリカD:5拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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