アコガレのジャガーを探せ!

エンジンは4気筒2リッターターボを希望します。欲しいのは主にあのデザインで、動力性能はそんなに要りませんので。つーか今日び、どんなにデカいクルマでも2リッターターボで十分走る。税金もガソリン代も安いし言うことなし! なにせゲタに使う構想というか妄想ですのでご承知ください。

すると……。

走行距離がソコソコの、イケてそうな個体だと、2014年登録の走行3.1万kmが268万円。ハスラーよりちょっとお高い。

しかもこれは自動ブレーキやACCが付いてない個体だ。ハスラーには付いてるぞ! 超セレブセダンが先進安全装備でハスラーに完敗!? それはダメダメダメ!

自動ブレーキ&ACC付きのジャガーXJ(2リッターターボ)となると、2015年登録の走行4万kmで316万円が最安でございました。うーむ、300万円オーバーはキツイ。超セレブセダンがハスラーくらいの値段で買えないと真のシアワセはやってこない。

じゃ、ちょっとダウンサイジングして、同じジャガーの「XFスポーツブレイク」はどうでしょう? スポーツブレイクって超珍しいじゃんか! ほとんど見たことないけど超カッコイイよネ! 顔はXJソックリでステーションワゴンってのが実にシブイ! あれこそ真のスーパーセレブ! スーパーセレブだけど節約のディーゼル(D180)希望!

ガーン。最安で398万円でした。

なにせ2018年登録の1.2万km。新車価格741万円を思えば納得のお値段ながら、ハスラー2台分じゃ話にならん! すっこんでろ! いやもちろんXFスポーツブレイクには罪はござらぬのだが。申し訳なかとです。

こうなると、やはりイタフラ車に流れるしかないだろうか。カーマニアの妄想は続くのであった。

(文と写真=清水草一/編集=大沢 遼)

「ジャガーXE」と。筆者にはジャガーへのアコガレがある。(写真=池之平昌信)
「ジャガーXE」と。筆者にはジャガーへのアコガレがある。(写真=池之平昌信)拡大
ジャガーXFスポーツブレイク
ジャガーXFスポーツブレイク拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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