アルピナがニューモデル「D3 S」を発表 最高出力355PSの高性能ディーゼルモデル

2020.05.11 自動車ニュース
「BMWアルピナD3 Sリムジン アルラット」(左)と「D3 Sツーリング アルラット」(右)。
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独アルピナの日本総代理店であるニコル・オートモビルズは2020年5月11日、高性能スポーツセダン/ワゴン「BMWアルピナD3 Sリムジン アルラット/D3 Sツーリング アルラット」の日本導入を発表。同日、予約受け付けを開始した。

 
アルピナがニューモデル「D3 S」を発表 最高出力355PSの高性能ディーゼルモデルの画像拡大
 
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48Vマイルドハイブリッドを初採用

BMWアルピナD3 Sは、現行のG20型「3シリーズ セダン」およびG21型「3シリーズ ツーリング」をベースに開発された、アルピナ独自のスペシャルモデルである。発表は2020年5月5日で、同年7月の生産開始が予定されている。

エンジンは3リッター直6ディーゼルターボで、自然なブーストとスロットルレスポンスを実現するため、低圧ステージ用と高圧ステージ用の2基のターボチャージャーには可変タービンジオメトリー技術を採用。アルピナ独自の高性能クーリングシステムにより、高負荷時でもエンジンを安定して駆動させる高い冷却性能を備えているという。アウトプットは最高出力355PS(261kW)/4000-4200rpm、最大トルク730N・m(74.4kgf・m)/1750-2750rpmで、ディーゼルとは思えないレッドゾーンまでしっかり回る吹け上がりのよさも魅力とされている。

パワーユニットについては、アルピナ初となるマイルドハイブリッド機構の採用もトピックだ。48Vのバッテリーとベルト駆動のスタータージェネレーターからなるこのシステムは、定速走行時にはエンジンへの負荷を最適化して効率的な走りをサポート。同時に、低回転域におけるスロットルレスポンスを改善することで、ダイナミック性能の向上にも寄与しているという。

トランスミッションはZFと共同開発した8段ATを採用しており、変速モードにはより滑らかなギアチェンジを可能にするアルピナ独自の「コンフォート・プラス・モード」を設定。4WDシステムも駆動力配分がより後輪寄りとなるよう制御を変更しており、またダイナミックなコーナリング特性を実現すべく、リアには電子制御式アクティブLSDを装備している。

これらの技術により、D3 Sは0-100km/h加速が4.6秒(ツーリングは4.8秒)、最高巡航速度は273km/h(同270km/h)という動力性能を実現。環境負荷の低減にも腐心しており、リムジン、ツーリングともにWLTP計測で13.2km/リッターという燃費性能と、最新の排出ガス規制「Euro 6d-ISC-FCM」をクリアする排ガス性能を実現している。

高い運動性能と快適性を両立するシャシーにも注目

シャシーやサスペンションにも手を加えており、既存のガソリンモデルである「B3」のものをD3 S向けに最適化して採用している。具体的には、シーンを問わず卓越したハンドリングを実現するべく、フロントのキャンバー角を1°ネガティブに設定。サスペンションにはアイバッハ製のスプリングを装備しており、バンプストッパーや専用に調整されたスタビライザーとの組み合わせで、アルピナならではのバランスのよいセットアップを追求している。

タイヤはピレリと共同開発した専用設計の「Pゼロ」で、標準仕様のサイズは前:225/35ZR19、後ろ:265/35ZR19。19インチの軽合金ホイールが組み合わされる。また、オプションで約14kgの軽量化を実現する20インチの鍛造ホイールと、前:255/30ZR20、後ろ:265/30ZR20サイズのタイヤの組み合わせも用意される。

ブレーキも強化しており、フロントには「アルピナB5」モデルと同じ4ピストン固定キャリパーと395mm径のブレーキディスクを、リアにはフローティングキャリパーと 345mm径のブレーキディスクを装備。軽量ドリルドローターと耐熱性能の高いブレーキパッドも選択可能だ。

価格は以下の通り。

  • D3 Sリムジン アルラット:1078万円
  • D3 Sツーリング アルラット:1117万円

日本導入時期は2020年12月の予定となっている。

(webCG)

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