過払い金で新車を購入

その後マリオは、リーマンショックによって仕事が激減し、国民年金も健康保険料も未納へと転落、弊社からも脱走したが、消費者金融への過払い金が約200万円返金されたことで、先代「インプレッサG4 1.6i」(MT)を新車で購入。過払い金で新車を買った自動車メディア関係者は、彼だけである。

新たな足ができたことで、初代インプは再び放置へと進んだ。第3次放置期である。「ここ3年ほどは、ほとんど動いておりません!」(本人談)

しかし彼は、その初代インプを、三たび復活させることにしたという! それが冒頭の「重大事」である。

清水:なぜ今になって復活させるのか?

マリオ:はっ。私のインプは、初代の初期モデル、アプライドA型というタイプでして、現在ではかなりレアな古参兵であります。その価値が、スバリストかいわいで上昇しているのであります!

清水:なるほど!

マリオ:個人的には、自分の貧窮の暗黒期も、あのインプに乗れば歓喜にむせぶことができ、命の恩人であります! 現在オドメーターは20万8000kmを刻んでおりますが、生涯インプを手放す気はみじんもありません!

それほどの愛車なのに、三度も不動にしてしまったのが、ダメ人間のダメ人間たるゆえんだが……。

そういうことで、マリオインプは現在ドッグ入りしており、復活の日は近い。それはそれでめでたいが、スバル門外漢には、スバリストがいまひとつ理解できない部分がある。

先代「インプレッサG4 1.6i」(MT)で草野球。
先代「インプレッサG4 1.6i」(MT)で草野球。拡大
初代「インプレッサWRX」では氷上を爆走。
初代「インプレッサWRX」では氷上を爆走。拡大
冷却水漏れに見舞われた、初代「インプレッサWRX」。写真は第2次放置時代。
冷却水漏れに見舞われた、初代「インプレッサWRX」。写真は第2次放置時代。拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

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