コロナバブルが来ている!

じゃフェラーリはどうなのか? というか、私のフェラーリはどうなのか!? 「328」や「348」はどうなのか!? 中古フェラーリ専門店コーナーストーンズの榎本 修代表に聞いてみた。

榎本:フェラーリですと、「488GTB」と「488スパイダー」は下がってますけど、それ以外はほとんどのモデルが、じわじわ上がり始めてます。実はこの業界にはいま、コロナバブルが来てるんですよ。

私:コ、コロナバブル!?

榎本:オーナー経営者さんは、政府の新型コロナ対策で、タダみたいな金利で4000万円までお金が借りられます。困ってない会社ほど、金融機関から『借りてくれ借りてくれ』って来るので、なら借りようかとなって、それでフェラーリやランボルギーニを買う方が増えてるんです。

ガ~~~~~~ン!

考えてみりゃ私も、税理士さんから「持続化給付金、申請しないんですか?」って聞かれたなぁ。個人事業主なので、申請すれば100万円もらえるのです! さすがにフェラーリ2台持っててそれはマズイだろって遠慮したけど。

100万円でフェラーリは無理だけど、経産省のホームページを見れば、新型コロナウイルス感染症対応資金と称して、「状況に応じて、民間金融機関でも、実質無利子・無担保で最大5年間の支援が受けらます」とある!

今回みたいな経済危機になると、世界中で思い切った金融緩和策が実行される。それがリーマンショック以来の絶対的な処方箋だ。実際それで経済は立ち直る。つまり、カネ余り現象は半永久的に続くのかも!

ってことは、マニアックな車種の高騰も続くのかもしれない。急げカーマニア!

(文と写真=清水草一/編集=大沢 遼)

中古フェラーリの相場はどうなっているのか?
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筆者は現在、2台のフェラーリを所有している。
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中古フェラーリ専門店コーナーストーンズの榎本 修代表(写真左)と筆者。榎本氏は、11年前に約600万円で997前期型の「911カレラ」(ティプトロニックS)を購入。筆者とともにお互いの愛車を筑波サーキットの「コース1000」で対決させることにした。(写真=池之平昌信)
中古フェラーリ専門店コーナーストーンズの榎本 修代表(写真左)と筆者。榎本氏は、11年前に約600万円で997前期型の「911カレラ」(ティプトロニックS)を購入。筆者とともにお互いの愛車を筑波サーキットの「コース1000」で対決させることにした。(写真=池之平昌信)拡大
榎本代表の「911カレラ」は、筆者が当時所有していた「F355」と、ほぼ同等の速さをみせた。997前期型あなどるべからず!(写真=池之平昌信)
榎本代表の「911カレラ」は、筆者が当時所有していた「F355」と、ほぼ同等の速さをみせた。997前期型あなどるべからず!(写真=池之平昌信)拡大
清水 草一

清水 草一

お笑いフェラーリ文学である『そのフェラーリください!』(三推社/講談社)、『フェラーリを買ふということ』(ネコ・パブリッシング)などにとどまらず、日本でただ一人の高速道路ジャーナリストとして『首都高はなぜ渋滞するのか!?』(三推社/講談社)、『高速道路の謎』(扶桑社新書)といった著書も持つ。慶大卒後、編集者を経てフリーライター。最大の趣味は自動車の購入で、現在まで通算47台、うち11台がフェラーリ。本人いわく「『タモリ倶楽部』に首都高研究家として呼ばれたのが人生の金字塔」とのこと。

ポルシェ 911 の中古車
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