「ロータス・エキシージ」の最後を飾る「ファイナルエディション」2モデルが登場

2021.02.08 自動車ニュース webCG 編集部
「ロータス・エキシージ スポーツ390ファイナルエディション」(左)と「エキシージ スポーツ420ファイナルエディション」(右)。
「ロータス・エキシージ スポーツ390ファイナルエディション」(左)と「エキシージ スポーツ420ファイナルエディション」(右)。拡大

英ロータスは2021年2月8日(現地時間)、同年で生産終了となる「エキシージ」の特別仕様車「ファイナルエディション」を発表した。

 
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向上した動力性能と既存のモデルにはない装備に注目

ロータスは現行ラインナップである「エリーゼ/エキシージ/エヴォーラ」の生産を2021年中に終了する(参照)。今回のモデルはその最終生産車にあたり、既存のモデルより高出力なエンジンや、充実した装備を採用するとともに、ロータスの伝統である軽量化も図られているという。

ラインナップは「エキシージ スポーツ390ファイナルエディション」「エキシージ スポーツ420ファイナルエディション」「エキシージ カップ430ファイナルエディション」の3種類で、このうちカップ430を除く2モデルが日本に導入される。

両モデルともに動力性能の向上が図られており、エキシージ スポーツ390ファイナルエディションについては、「エキシージ スポーツ350」をベースに3.5リッターV6スーパーチャージエンジンの最高出力を402PSに(スポーツ350比で+52PS)、最大トルクを420N・m(同+20N・m)にアップ。1138kgという軽量な車重とも相まって、ベース車を3km/h上回る277km/hの最高速と、0.1秒速い3.8秒の0-100km/h加速を実現しているという。

タイヤはスポーツ350と同じ「ミシュラン・パイロットスポーツ4」だが、ホイールは標準仕様の鋳造アルミホイールではなく、「10スポークシルバー軽量鍛造アルミホイール」が装着される。

一方、エキシージ スポーツ420ファイナルエディションは、「エキシージ スポーツ410」をベースに、エンジンの最高出力を426PS(+10PS)に、最大トルクを427N・m(+17N・m)に向上させている。

内外装の仕様もベース車とは異なっており、オリジナルの外装デカールやTFTデジタルダッシュボード(デジタルメーター)、ファイナルエディション専用のビルドプレートなどを採用。既存のモデルとは異なるステアリングホイールやシートトリム、ステッチパターンも同車の特徴となっている。

ボディーカラーは両モデルともに17種類で、2000年に用意された最初のプレスフリートカーや、2007年のジュネーブショーで発表された「エキシージGT3コンセプト」に使用された「メタリックオレンジ」、2011年のフランクフルトショーで発表された「エキシージV6」に採用していた「メタリックホワイト」なども選択可能となっている。

価格はエキシージ スポーツ390ファイナルエディションが1177万円、エキシージ スポーツ420ファイナルエディションが1397万円。

(webCG)

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