シゴトも人材もワールドワイド

神奈川県川崎市の三菱ふそう本社内にあるデザインセンターでは、現在21名が働いているという。ただ、そこにはクレイモデラーやカラーデザイナーなども含まれており、スケッチを描くデザイナーは6名だそうだ。

直感的に「少ないのでは?」と思ったのも事実だが、トラックやバスという商品は仕様数こそ膨大でも、基本デザインは“少数精鋭”である。また、日本、ドイツ、アメリカ、インドというダイムラートラック傘下4拠点のデザインスタジオが、連携して仕事をすることも多いという。実際、先日インドで発売されたばかりのバーラトベンツの新しいトラック(=マイナーチェンジ)も、デザインは三菱ふそうのスタジオが担当したのだとか。

それにしても、生まれて初めて足を踏み入れた三菱ふそうのデザインセンターで出迎えてくれたスタッフの皆さんが、なんとも国際色豊かなことには驚いた。そして、敷地内の駐車場にならぶクルマ(おそらく役員や従業員の通勤車)はほぼすべてメルセデス・ベンツだった。考えれば当たり前のことだが……。

(文=佐野弘宗/写真=三菱ふそうトラック・バス/編集=堀田剛資)

ダクテッドファンによるクワッドローター型ドローンも試作。すべてデザインチーム内で製作されたという。繰り返すが、三菱ふそうにドローン事業参入の予定はない(笑)。
ダクテッドファンによるクワッドローター型ドローンも試作。すべてデザインチーム内で製作されたという。繰り返すが、三菱ふそうにドローン事業参入の予定はない(笑)。拡大
独自開発中の「バーチャルデザインスタジオ」のデモ。コロナ禍で出張もままならない今日でも、各拠点をつなぎ、実車を前に対面して話し合うのと同じ感覚でデザイン検討を行えるという。
独自開発中の「バーチャルデザインスタジオ」のデモ。コロナ禍で出張もままならない今日でも、各拠点をつなぎ、実車を前に対面して話し合うのと同じ感覚でデザイン検討を行えるという。拡大
国際色豊かな三菱ふそうデザインのスタッフ。
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