迫りくる“旧車増税”の恐怖

私事で恐縮だが、今年の筆者のもとには、昨年購入した2020年式「ルノー・トゥインゴS」と、2010年式「ルーテシア ルノースポール」の2台分の通知書が届いた。排気量1リッターの前者が2万5000円、2リッターの後者が3万9500円で、合計6万4500円である。

「1リッター以下の自動車税は2万9500円でしょ?」とお思いの向きもいるかもしれないが、消費増税(8→10%)がされた2019年10月1日以降に新規登録されたクルマは、自動車税が減税となっている。しかも小さな排気量区分ほど減税額が大きく、その額はトゥインゴも属する1リッター以下の4500円が最大。区分が上がるごとに少しずつ圧縮されていき、2.5リッター超の減税額は一律1000円ずつとなる。

いっぽうで、2010年に新車購入したルノースポールをこのまま大切に乗り続けると、ある日から税金が引き上げられることになっているのは、今から気が重い。念のために軽く説明しておくと、新規登録から13年を超過したクルマは「技術的に旧式なので、環境負荷もいろいろ大きい」という大義名分により、自動車税と重量税が引き上げられるのだ。私のルノースポールの場合は、再来年から自動車税が6000円増の4万5500円、重量税(1.5t以下)が2万4600円から3万4200円(9600円増)となるらしい。自動車税は毎年、重量税は原則2年(車検時)ごとの支払いだから、年間あたり1万0800円の増税だ。とほほ。

……と嘆いていたら、編集担当のほった君に「そんなハシタ金、増税のうちに入りませんよ!」と叱られた。ほった君の愛車といえば、webCGの連載でもおなじみの8リッターV10の「ダッジ・バイパー」だ。そのバカでかい排気量に加えて、国内新規登録からすでに13年以上経過した“ほったバイパー”の自動車税額は年間12万7600円! それ以前から自動車税だけで、約1万7000円(!!)の増額だそうである。

筆者が購入した2020年式「ルノー・トゥインゴS」のエンジンは、排気量997ccの直列3気筒。自動車税の額は2万5000円である。
筆者が購入した2020年式「ルノー・トゥインゴS」のエンジンは、排気量997ccの直列3気筒。自動車税の額は2万5000円である。拡大
あなたにおすすめの記事
新着記事