新型「レクサスNX」の予約受け付けがスタート 8グレード展開で455万円から

2021.08.25 自動車ニュース
新型レクサスNX(写真はすべて海外仕様車のプロトタイプ)
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2021年8月19日、同年10月に発表が予定されている新型「レクサスNX」の予約受け付けおよび先行商談が開始された。

 
新型「レクサスNX」の予約受け付けがスタート 8グレード展開で455万円からの画像拡大
 
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ねらい目は8グレード中の4グレード

日本で販売されるレクサス車のなかでも、NXは人気の高い車種だ。ミドルサイズのSUV、使いやすいファミリーカーとして認識されている。レクサスの販売店によれば、新型の正式な発表は10月7日になるものの、8月19日に予約受注を開始したという。

グレード構成と価格(カッコ無しはFF車でカッコ付きは4WD車)は以下の通りだ。このうち「NX350」と「NX450h+」全車は4WDのみとなっている。★印は筆者の推奨グレードである。

【NX250/2.5リッター直列4気筒】

  • NX250:455万円(482万円)★
  • NX250“バージョンL”:543万円(570万円)

【NX350/2.4リッター直列4気筒ターボ】

  • NX350“Fスポーツ”:(599万円)★

【NX350h/2.5リッター直列4気筒ハイブリッド】

  • NX350h:520万円(547万円)★
  • NX350h“バージョンL”:608万円(635万円)
  • NX350h“Fスポーツ”:608万円(635万円)★

【NX450h+/2.5リッター直列4気筒プラグインハイブリッド】

  • NX450h+“バージョンL”:(714万円)
  • NX450h+“Fスポーツ”:(738万円)

エンジンは、すべて直列4気筒。パワーユニットとしては自然吸気の2.5リッター、2.4リッターのガソリンターボ、2.5リッターのハイブリッド、2.5リッターのプラグインハイブリッドが設定される。

筆者が装備の違いを補正してパワーユニットによる価格差を割り出したところでは、2.4リッターターボのNX350は、2.5リッターの自然吸気エンジンを搭載する「NX250」に比べて実質的に29万円高い。また2.5リッターハイブリッドの「NX350h」は、2.5リッター自然吸気エンジンのNX250に比べて65万円高い。さらに2.5リッタープラグインハイブリッドのNX450h+は、ハイブリッドのNX350hを79万円上回る。

このようにNXの価格設定は、パワーユニットが上級化するほど、割高になっていく。例えば「RAV4」の場合、2リッターのノーマルエンジンと2.5リッターハイブリッドの価格差は60万円だ。ハリアーでは59万円におさまる。この2車種では、ハイブリッドは排気量を500cc拡大させながら、自然吸気エンジンとの価格差を60万円以下に抑えた。それがNXでは、自然吸気エンジンも2.5リッターなのに価格差が65万円に拡大する。またRAV4のプラグインハイブリッドは、ノーマルタイプのハイブリッドとの価格差が約66万円だが、NXでは79万円に達している。

従って、機能や装備と価格のバランスを考えると、最も買い得なグレードは、2.5リッターのノーマルエンジンを搭載するNX250(455万円)といえる。ただし趣味性を重視するレクサスNXとしては、NX250では物足りないかもしれない。プレミアムブランドには、静かで滑らかな加速感も求められるからだ。そこで実際の売れ筋は、2.5リッターハイブリッドにスポーティーな外観と装備を組み合わせた「NX350h“Fスポーツ”」(608万円)になるだろう。スポーティー感覚が好みでない場合はNX350h(520万円)だ。

そしてクルマ好きにピッタリな注目グレードは「NX350“Fスポーツ”」の4WD車(599万円)。動力性能が4リッターエンジンに匹敵するガソリンターボに、4WDシステムとスポーティーな“Fスポーツ”の装備を組み合わせた。このようなモーター駆動を併用しないクルマを楽しめる時間は、もはや限られている。今のうちに味わっておきたい。

(文=渡辺陽一郎)

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